株主利益という呪いの言葉

日本の企業が実にアホンダラだと思うのは、社員の給料を下げたら国内で高級品が売れない、社員が貧乏になったら商品開発の能力も落ちる、目が養われないから、ということについぞ気づかなかったことです。

国内では人口が減ってるのに安物しか売れないし、海外でも高級品市場には縁がないんだから、みんなで落ちぶれるのは当然だと思います。

社員の給料を下げまくって会社の利益を増やしても、それは実質的に会社の業績は落ちているということです。

その、落ち続けている現実から何十年も目を背けて、そのうちまた神風が吹いてニッポンが輝くと思ってるうちに今の状態になったわけであります。

日本すごい教に浮かれてるうちに、どんどん貧乏になった、筆者を含む日本の庶民もまたアホだと思います。

自嘲

以上