教え子のみなさんへ

教え子のみなさんへ

勉強でもスポーツでも部活動でも何でも、本気で取り組み勝負しないと面白くないものです。

みなさんは、この塾や学び舎にきてから、たしかに若干進歩したかもしれないし、成績も良くなって来たかも知れません。

しかしながら、相変わらず自分に期待せず、自分を甘やかし、自分で自分を試す貴重な機会を無駄に過ごしているようで、それが残念でたまりません。

学習は、部活の練習と全く同じです。

自分は、本当に限界までやれているのか?

他人や他者や環境のせいにしていないか?

自分では、なんもやらずに、主体的になることなく、他人や環境に文句ばかり垂れていないだろうか?

そんな人生はつまらないものです。

そろそろ、自分で自分の人生を生きてみては如何でしょうか。

勉強するのもしないのも、あなた方それぞれの自由でありますが、少なくとも、ここで話をしている我々は、ろくに自分自身を鍛え高めていこうとした形跡のない者と、まともに語り合おうとするほど暇ではありません。

今だけ頑張る。

明日頑張れるかどうかなんてわからないから今を大切に、今を頑張って生きる、そういう人たちとわたしたちは多く触れ合ってきたから人生楽しくやっていますが、あなたたちは、このままでは他人に楽しませてもらうだけの、社会の養分としてしか生きられないのではないかと大いに心配をしています。

人生は、挑戦でできています。

挑戦と感謝と希望。

そろそろ他人任せはやめて本気で生きてみては如何ですか。そちらの方がきっと、他人の軸ではなく自分の軸を立てて生きるということの方がずっと楽しく、生きている実感が湧くものだと思います。

己の戦いをなさいませ。

あなた方が、自身の人生を投入し、没頭し燃やせるものを見つけられることを、切に切に心から、願っています。

以上