中6日か中4日か

日本のプロ野球での投手の登板間隔は、中6日と言われ、メジャーリーグでは中4日と言われます。

プロ野球の投手運用、継投論は、時代に逆らうような昔ならではのままの可能性が高いものの、最新のスポーツ科学理論や、何よりもそれで勝てるようになったという明確な実績に裏打ちされ、急速に発展してきています。

元々身体が完成してるプロは135球投げて9回きっちり完投しろ派のコーチや考え方が多いのが日本で、
100球程度で降板するなら中4日でいけるだろという考えなのがメジャーです。

基本中6日で回していた。しかしながら、試合を壊して中6日135球どころか、一二回も持たずに降板してしまったら、中4日で100球は寧ろ軽いくらいという考えもあります。

一番の誤算はピッチャーの疲労ではなく、先発ピッチャーがノーコンばかりでスグに100球に到達してしまい早い回で降板しなきゃならないのが多いのが本質的な問題です。

ストライクが入らない、では試合にならないわけであり、プロの投手である以上、その訓練はきっちりとしたいところです。

135球投げるなら中6日、100球で降板するなら中4、5で回すつもりだというのが基本かと思います。

登板間隔が短くても6回までしっかり投げれるなら、中4、5でも構わないわけです。

球数も多く、それで2・3回すら持たなかった場合は先発ローテーションから外すことも考え柔軟な起用を心がけたいものです。

そもそも先発ピッチャーは、中継ぎ、抑えと違ってきっちり休み貰えるし、少ない球数でノックアウトされても間隔が短くなることもない。

先発、抑えはそれなりに評価されるが、中継ぎなんて、勝ってても負けてても投げさせられるし登板過多になるし評価も低いです。

先発がほぼ試合を決めるんだし、完投できる、完投する前提が当たり前です。

これ位の用意をしても、実際ほとんど完投できないのを見ると、中6日というのが難しくなってきているように感じます。

以上