(2019/06/25)銀座のクラフトビール専門店で平日一杯目だけ飲み放題のサブスクリプション(会費制)サービスが始まるという話です

おはようございます。

2019年(令和元年)6月の当社からのブログ配信記事です。

令和の6月のよりこんにちは、でも空は真っ青で梅雨の気配が全くありません。

福岡市はかつて大渇水を経験しておりますので、あの給水制限がまたやってくるのかと思うと、当時を知る人たちに聞くとそれは厳しかったということですので、あと数日内には梅雨がやってくることを大いに期待したいと思います。

さて、筆者も最近言及することが多くなってきた「会費制」「サブスクリプションサービス」ですが、暑い夏を控えたビールで乾杯の業界に、新しい動きがありましたので共有します。

キリンビールが、2019年6月13日(木曜日)に、東京都内の銀座に拠点を構えるクラフトビールの直営店で、平日1杯限り飲み放題で、月額2,496円(税込)のサブスクリプション(会費制)サービスを始めると発表したのです。

キリンビールのグループでクラフトビールを専門に展開しているグループ会社のスプリングバレーブルワリー株式会社(社長 島村 宏子、以下SVB)は、公式発表において、Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)内のクラフトビール&デリスタンド「BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY」(以下BTG)にて、クラフトブルワリー初となる、ビールの多様性を楽しむことができるサブスクリプションサービス「CLUB BTG」を2019年6月17日(月)より新たに導入するとのことです。

これは、昨今さまざまな企業で「働き方改革」が推進されている中で、仕事終わりの有意義な時間を過ごす選択肢の一つとして、新たな飲み方シーンを提供するもの、と同社はうたっています。

BTGは、カウンターで購入した商品をGinza Sony Park内の共有スペースで楽しむことができるスタイルの店舗であり、この会費制サービスは月額制で、平日限定で1日1杯、好きなクラフトビール(17種類)を選んで飲むことができます。

仕事終わりのリフレッシュや、友人・知人とのコミュニケーションなどのシーンに、多様なクラフトビールから自身の好みの1杯を見つけていただく楽しさをサブスクリプションとして提案するというものです。

また、ビール容器はクラフトビールの“香り”と“のどごし”を楽しむことができる、BTG専用に開発した広口ふたをつけたカップを使用するとのことです。

これは、平日限定ということですから、月に20営業日ほどの休日が平均してあるとして、だいたい17種類のクラフトビールを一ヶ月で飲み比べられるという感じです。

ただ、銀座周辺で働くか、住むかしていて、この銀座のソニーパークのそばに定期的に夕方顔を出せる人に限定されるでしょうが、それでも、同社やキリンビールとしては、人数の上限などは求めず、この会員として1,000人程度の利用を見込んでいるということです。

1,000人が、毎夕入れ替わり立ち替わり集う、「場」の創出となれば、仕事以外にもいろいろと趣味などのかかわりもできてきそうです。

月額制なので、顔を出しにくくなったら会費制を終了すれば良いだけなので、気持ちも楽であり、仮に毎日顔を出して一杯だけビールを飲むということにすれば、一杯(250ml)あたりでは百数十円という、破格の廉価になってまいります。

ただ、二杯目以降および食事メニューについては、当然ながら通常料金となりますので、お気をつけください。

時代は、これだけ動いているのだということに驚きますが、同様の事例は、日本全国各地の飲食店や居酒屋で、起こってくるのではないかと思っています。

銀座は住んだことも働いたこともございませんが(住んだのは市ヶ谷や目黒、働いたのは新宿や大手町で、銀座はたまに飲んで歌うだけでした)、非常に期待感のあるレポートは以上です。

(2019年6月25日 火曜日)

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営業タイプを3分類してそれぞれ論じてみますのでご参考くださいませ

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