夏の風物詩である朝のラジオ体操の歴史について少し学んでおきましょう
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ラジオ体操 |
おはようございます。
2014年7月の朝のラジオ体操に関する配信記事です。
夏休みの風物詩と言える朝のラジオ体操ですが、実は夏に限らず毎年4月から10月末まで、「特別」巡回ラジオ体操・みんなの体操会として、日曜祝日を中心に全国の10箇所程度の会場で開催されています。
そうして、その模様は、NHKラジオで毎回生中継されています。
6:30から10分程度、あの有名さで言えば高校野球甲子園入場行進曲「栄冠は君に輝く」に並ぶ「ラジオ体操の歌」の唱和に始まり、ラジオ体操第一、第二と続くみんなの体操会はどこも盛況です。
そんな中、特に夏休みについては、「夏期」巡回ラジオ体操・みんなの体操会として、毎年7月20日から8月31日までの毎日43日間、全国43会場において開催されているのです。
まさに、ラジオ体操を考案した旧逓信省の流れを組むかんぽ生命の威信をかけた国民的取組みと言えましょう。
全国43箇所を毎日巡って一日も休まず生放送を続けるのは相当の準備と困難を伴う仕事だと思います。
天候にも左右される自然相手のお仕事
しかも、行く先々では期待に満ちた出迎えです。
天候にも左右されます。
雨となってしまい急遽用意された体育館の会場に、詰めかけた全員が入りきれず涙を飲んだという話も伝わっていることからも、みんなが参加できるイベントを求める人間の社会的存在感というものに思いを致さずにはいられません。
ラジオ体操は、実によく考えられた全身運動です。
接触もなく故障の危険も少ない万能運動と言えましょう。
たった3分10数秒ですが、様々な動きを織り交ぜ、筋肉の柔軟と強化、関節の可動域の向上や体幹強化、バランス維持など、実にさまざまな効果が詰まっています。
毎日少しづつ続けることで、加齢や生活の偏りなどによる体のきしみを取り除くことができるそうです。
高校野球で母校が県予選準決勝に進出したり、昨日は地域のお祭りが大盛況であったりで、生活のほうは順調に仕事以外に偏っております筆者からは以上です。
(平成26年7月28日 月曜日 最終更新:平成28年7月28日 木曜日)