2014年時点での主にスポーツにおける左利きの受難状況をレポートします
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左投げ用キャッチャーミット(右手にはめます) |
おはようございます。
2014年7月の左利きのスポーツ選手に関する配信記事です。
先日エントリーした記事の反響か、左利きの方よりさまざまなご示唆をいただきましたので少し追加してご紹介致します。
世の中の製品はほぼすべて多数派の右利きの人用に作られているということです。
筆者は完全な右投げ右打ちなので全く意識したことがなかったのですが、ハサミもそうですし、先端に尖ったそそぎ口がついている「おたま」なども便利に仕様とした結果、マイノリティの左利きを排除してしまっているというある意味残念な商品ということになります。
それから定規です。
右利きの私はいつも0cmからの目盛が読めますがこれは幸せなことだったのです。
左利きには、なんと30cmの目盛りが見えてしまうのです。
長さを測るときにも、「30,29,28,27cmだから3cm」などと30cmから逆に数えなければならない、透明な定規ならば逆にしてみるが霞んで見えにくいといった声が寄せられました。
駅の自動改札機や車の支払いについても右側
駅の自動改札機でも、切符を入れたりやICカードをかざしたりするのは右側です。
車の支払いレーンすら、左ハンドル車用に用意しているくらいなのですから、一レーンくらい、左利きの方専用ということで残しておいてもらいたいものです。
世の中の商品は多数派の横暴で、「右利き用」などと銘打たれてはいません。
ゴルフにせよ野球のグローブにせよ、左利き用はひっそりとコーナーの隅に追いやられています。
左用のキャッチャグローブなど、ほとんど出回っておらず同じことをやるのにこんなにも制約があるのです。
左用のゴルフクラブで振ってみても、結局当たらないことでは同じだった右にならえの筆者からは以上です。
(平成26年7月27日 日曜日 最終更新:平成28年7月27日 水曜日)