右利き左利きの話から貴重な資源をいかに有効活用するかにつき論じる
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おはようございます。
2014年7月の配信記事です。
右利き左利きの話をしたいと思います。
いつものとおり野球の話から入りますが、野球において左投げは一般的には不利と言われます。
野球は、打ったバッターが右回りに一塁に向かいますので、まず一塁でアウトにするために捕球した三塁手や遊撃手や二塁手は、自身の左側にある一塁ベース上に構えた一塁手に「送球」しなければなりません。
その場合、ステップして右手で投げるのは容易ですが左手で投げるとなると、身体を反転させて一塁方向に向けてから投げないといけないので、余計な動作が必要となってしまうのです。
ということで、左投げの野手が守れるポジションは、一般的に、外野手(左翼手中堅手右翼手)か一塁手が定番ということになります。
しかし、左投げが輝くポジションがあります。
それはサウスポーの投手です。
そもそもかように左投げは少ないので、「目が慣れていない」左投手は貴重な存在です。
そもそも希少な左利きはそれだけで重宝される
プロの世界でも 1/10の割合しかいないと言われる左腕は重宝されます。
陸上トラック競技のリレー競技などでも「反時計回り」となっています。
これも、利き足が右の人が多いために、そのようになっているのです。
筆者の自宅近くの大きな、ランニングする人が多い公園でも、自然と反時計回りで皆さんランニングしています。
別に時計回りで走っても良いのですが、そのような習慣が出来上がっているのです。
どうして右利き左利きになるのか、また右利きのほうが全世界人類的に多いのか(左利きは約1割とのこと)、実はよくわかっていません。
今後の人類学研究に期待したいところです。
左で打っても右で打っても、やはり打てないのは変わらない筆者からは以上です。
(平成26年7月26日 土曜日 最終更新:平成28年7月26日 火曜日)
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