東京池袋にある高層ビルの草分けサンシャインシティについて語ります
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サンシャイン(キン肉マンより) |
おはようございます。
暑い夏の2014年7月の記事です。
東京(170年前までは江戸)に来ると見上げるばかりで首が痛くなる筆者です。
そんな高層建築物の一つ、サンシャインシティは東京都の副都心高層として池袋地域発展のコア[核]として誕生したプロジェクトです。
1978年のオープンより36年、池袋のランドマークとして存在感を出しています。
オフィス施設、商業施設、展望台や水族館などの遊びの空間、劇場・博物館といった文化ホールに公共駐車場、バスターミナルも内製化し、さらに展示場やホテルなども一体となった、まさに我が国都市機能開発の第一号といって過言ではないパイオニアでした。
サンシャインシティでひときわ目立つのは当時日本最大のビルであったサンシャイン60で、これは新宿に都庁舎ができるまで、日本一、いや東洋一の高さを誇ったのです。
戦後は巣鴨拘置所があった場所
この土地は1970年まで巣鴨拘置所で、太平洋戦争後GHQ接収時は巣鴨プリズンと称され、多くの戦犯が収容されました。
そこから釈放され世に出た者、戦犯として処刑されたもの、様々な人間模様が交差した場所です。
因みにビル直近の公園内に平和祈念碑があります。
ここから振り仰いでみますと、サンシャイン60の威容も、巨大な墓石[トゥームストーン]に見えてくるようです。
サンシャイン60については、施設価値の維持向上のため、開業より30年を経過したところで大規模な地震対策工事や高圧電源設備更新工事、エレベータ設備更新などを順次実施し、ハード・ソフト両面にわたって施策を実施しているそうです。
サンシャインシティの半分の歴史とはいえデビューから記事執筆時点で18年、こちらも頑張っている博多の[運河シティ]に勤めている筆者からは以上です。
(平成26年7月29日 火曜日 最終更新:平成28年7月29日 金曜日)