副業のメリットデメリット
▼働く人にとってのメリット
・収入が増加する。
・本業だけでは得られないスキルや知識、経験が得られる。得られたスキルや知識、経験は、キャリア形成に活かせる。
・本業の収入があるため、副業では本業側が手を出さないやりたいことにチャレンジできる。たとえば、起業や転職などの準備がしやすくなる。
▼企業にとってのメリット
・副業先でスキルや知識、経験を得た従業員の質が高まる。
・副業をする従業員が得た情報や人脈を、事業機会の拡大につなげられる。
・従業員の定着率が向上する。
・従業員がやりがいを持ち、主体的に働けるようになる。
副業解禁によって働く人も企業も元気になれば、日本経済全体が活性化しそうですよね。
また、働く人にとっては、副業で自己実現できるなど、人生に大きな影響を与えるような経験も期待できるかもしれません。
▼デメリットは?
働く人側については、労働時間が長くなることで、健康管理が難しくなるデメリットが考えられます。
また、企業側については、機密情報流出のリスクや、従業員の職務専念義務が果たされなくなるリスクが懸念されます。
働く人が実際に副業をしたり、企業が副業を解禁したりする場合には、安易に考えず、デメリットへの対策も徹底する必要がありそうです。
▼株式会社新生銀行
2018年4月から副業・兼業が解禁されています。
他社で従業員として雇用されるタイプの「他者雇用型」だけでなく、社員が個人で事業を起こしたり、業務を受託したりするタイプの「個人事業主型」も認められている点が特徴です。
また、競合他社への副業禁止、深夜業務・危険有害業務の禁止、情報漏洩リスクのある企業への副業禁止など、副業解禁によるデメリットへの対策も行われています。
以上