2014年W杯グループCの主役はギリシャではなかったかというお話
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| パルテノン神殿のような守備陣(DF)でした |
おはようございます。
2014年6月の記事です。
2014FIFAワールドカップブラジル大会、グループリーグCの奇跡の主役はギリシャでした。
2戦を終えて1分1敗、しかも得失点差で大きく遅れを取っていたギリシャですが、先にレッドカード退場者を前半に出した日本戦は引き分けに持込み、最終戦のコートジボワール戦できっちり勝つことで、堂々のグループ2位での通過を果たしました。
日本戦、10人になっても、ゴールキーパー側から見た1-4-4-1の守備的陣形を敷き、日本に隙を与えずゴールを割らせませんでした。
引き分けに持込み勝ち点1を確保したのです。
望みをつなげた最終戦は、コートジボワールに対して先制、追いつかれても後半終了間際に1点をもぎ取るという素晴らしい結果でした。
監督のフェルナンド・サントス氏はスタイルは変えないと明言し、卓越したチームマネジメントを見せたのです。
対する日本は、C組最強の呼び声高いコロンビアに1-4の完敗でした。
ギリシャも初戦0-3でコロンビアに負けていますが、やるべきことをきっちりと果たしたギリシャはグループリーグ通過、対する日本はグループリーグ最下位という残念な結果に終わりました。
C組の主役はギリシャ
C組の主役はギリシャでした。
今はそのチームを讃えたいと思います。
ギリシャは「死の組」と呼ばれたグループリーグD組で、ウルグアイ、イタリアを撃破しイングランドと引き分け1位通過を果たしたこちらも奇跡のチーム、コスタリカと対戦します。
日本代表は敗退しましたが、引き続き勝ち上がってきた強豪国の極限まで研ぎ澄まされた異次元サッカーを楽しむ大会は続きます。
日本は一足先に、2018年ロシア大会に出るための長くて短い4年を始めることになります。
ブラジルからは以上です。
(平成26年6月25日 水曜日早朝 最終更新:平成28年6月25日 土曜日)


