(2014/06/05)決めたPKなど誰も覚えていないがロベルト・バッジョが外したPKは歴史になった
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| JAPAN ITALY LEGEND MATCH |
おはようございます。
2014年6月のサッカーに関する配信記事です。
いよいよ2014年FIFAワールドカップブラジル大会が開催されます。
4年はあっという間です。
まざまざと蘇るのは、2010年6月南アフリカでの前回大会です。
日本代表は下馬評を覆し決勝トーナメントに見事進出し、南米の古豪パラグアイと決勝トーナメント1回戦を戦いました。
試合は延長戦を含み120分走り続けても0-0で決着がつかず、PK戦となりました。
日本のキッカー駒野友一選手は3番目に蹴りましたが、バーに当たって上に外れました。
相手は5人が一本も外さず、勝負は決しました。
その後は自チームのみならず相手チームも崩れかかる駒野選手に駆け寄って声をかけていました。
駒野選手は何も覚えていないそうです。
みんなと目を合わせられず、一口も食べずにホテルの部屋に戻ったのだそうです。
運命は残酷です。
1994年アメリカ大会決勝最後のPK
「PKを決めても誰も覚えていないが、外したら誰もが忘れない」
これは1994年アメリカ大会での決勝戦、最後のPKキッカーとなり外したイタリアの至宝、ロベルト・バッジョの言葉です。
今回の大会でも、様々な名シーンが生まれることでしょう。
悔しい場面も、思い出したくもない展開もあるかもしれません。
しかし、PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけです。
失敗する勇気を試す場所、これがワールドカップなのかもしれません。
バッジョは優勝したブラジルの選手からこう讃えられました。「それでもあなたは偉大だ」と。
駒野選手もあのPKを外した感触を忘れてはいけないと思い続けているそうです。
サッカーはあまり詳しくない筆者ですがは以上です。
(平成26年6月5日 最終更新:平成28年6月5日 日曜日)
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