(2019/06/09)ビットコインで「即時に」決済して支払うことができる飲み屋が福岡市に登場して開発実験中というニュースです

おはようございます。

2019年(令和元年)6月の、世界のテクノロジーの最先端の実証実験が筆者も住んでいる福岡市で始まりましたということを自慢したいビルメン王(@shinya_ueda)からのブログ配信記事です。

最近、飲み屋に行くことも仕事するのも渾然一体、その垣根が低くなってきているような気がします。

というのも、暗号資産である暗号通貨(前までは仮想通貨)の基軸通貨であるビットコインで即時に決済精算できるバーが、福岡市に登場したというのです。

そもそも、ビットコインでの決済自体は、例えば同じ福岡市の天神にあるビックカメラや博多駅にあるヨドバシカメラにおいても、一応可能ではあります。

しかしながら、ビットコインは、初期段階(2008年くらいから)のブロックチェーン技術を用いて、「10分に1回」のブロック組成を行う仕組みとなっておりますので、そのシステム的な制約から、そのままですと決済も、「10分に1回のタイミング」でしか起こらないという状況でした。

しかしながら、ビットコインをはじめとした、パブリックブロックチェーンの「セカンドレイヤー技術」を中心とした開発を行うスタートアップ企業の「Nayuta」という会社が福岡市にありまして、この会社らが取り組んでいるセカンドレイヤーというビットコイン技術の第二段階においては、ライトニングネットワークという技術を使って、ビットコインによる「即時決済」を可能にしたのです。

この、ビットコインで即時決済をする、という取引(トランザクション)の事例を多く積み上げて、とりあえず実証実験をしようということになったようで、Nayuta社(大きな桁数である那由多・不可思議・無量大数、の那由多が社名の由来とのこと、不可思議・無量大数は知っている人が多いのであえて那由多にしたという創業者のこだわり)とスタートアップ界隈でつながりの大きな福岡市のスタートアップ支援施設「fgn(フクオカグロースネクスト)」の中に入っているバー、Awabar Fukuoka (アワバー フクオカ)でのライトニング決済という実証実験が実現したというわけです。

Nayuta社が、福岡市中央区にあるスタートアップ支援施設「fgn」(旧大名店小学校跡地、南館)内のバー「awabar fukuoka」で、決済システムの「実証実験」を行うのは2019年5月31日から6月30日までの予定です。

ビットコインが、泡と消える瞬間を体験されたい方は、ぜひ一杯引っ掛けにコインを持ってバーにお越しください。

本日の飲み会のお誘いは以上です。

(2019年6月9日 日曜日)

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