花見は段取り八割といいイベント運営ノウハウを学べるまたとない機会
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おはようございます。
2014年3月のお花見に関する配信記事です。
花見の季節になりました。
寒暖の差も激しく、寒い日かと思えば陽気な昼下がりもあり、桜の咲き具合がますます読めない昨今です。
特に会社組織の期末打ち上げや学校のサークルなどでの新人歓迎会を兼ねての花見は日本の風物詩です。
花見といっしょに期初の新入社員への講話や歓迎会も合わせてやることも多いです。
年度目標予算を発表して、社員の士気を高めようと画策する経営者の方もいます。
しかしながら、花見の段取りは大変です。
そもそも普段飲食しない場所に、座れる場所を確保して食べ物飲み物を手配し、花を愛でるためのカラオケなどの各種趣向や夜ならば照明設備や暖房、エライ人をどのタイミングでお招きするか、場所取りをどのように進めるかなど、段取りすることは膨大にあります。
さらに外でやりますから当然天候に左右されます。
雨だったらどうしよう、そうした場合のバックアッププランも仕込んでおく必要があります。
更に決めた日程で桜がきっちり満開になっているかどうか、これもわかりません。
つぼみの場合も葉桜の場合もあるでしょう。
花見の段取りというもので組織運営というものを学べる
しかし、幹事や事務方はこのような段取りを重ねることで鍛えられ、参加するほうもそうした実施部隊の努力を見て折角だから盛り上げようと気持ちを高めるのです。
だいたい外で座ったままだと寒いので、歌の一つでも歌って盛り上げなければたまりません。
そんなこんなで、やるのは大変だけどやっぱりやってよかったという一体感が出るのです。
日本は季節の移り変わりがあるのでそこに住む人々の平均寿命も長いのだと聞いたことがあります。
中の飲食店や宴会場で催す懇親会とは違った、まさに一年に一度の外での花見の機会。
大切にしたいものです。
そういう意味で、段取りから片付けまで大切な示唆に富んでいる花見という機会だと捉えれば、また違ったものに見えてくるかもしれません。
そういう心構えで臨むのですが、どうも花見の席での持ち歌が全く増えない筆者ですが以上です。
(平成26年3月28日 最終更新:平成28年3月28日 月曜日)


