台湾OLとの草の根の国際交流体験記in博多(実話です)(2013/11/29)
台湾OLとの出会い
おはようございます。
2013年11月の記事です。
そんなある平日の夜21時頃、筆者がたまの残業帰りに福岡中洲近辺でバス停(福岡でバスといったら大宗は西日本鉄道株式会社自動車事業本部が運営運行する通称「西鉄バス」です。西鉄バスという会社はありませんので念のため(注))に向かって歩いていたところ、2人の女性に声をかけられました。
(注)なおバスですが昭和バス、JRバスなど他のバス会社も勿論ございますので独占というわけではございません。
すわ何事かと思う間もなく向こうは人懐っこい顔で屋台に行きたいんですがどちらですか?と聞いてきます。
台湾から今日九州に来ました、早速いろいろ歩きました、というような話をどんどんされます。
この場所からはちょっと説明するのが面倒なので、連れて行きます、と一緒に歩いて連れて行きました。
1人は大変流暢な日本語を話します。
もう一人は日本語は苦手なようですので筆者とは英語です。
当然2人は中国語で話します。
ちょっとした国際交流です。
筆者は韓国釜山に旅行した際、同行の2名を案内する現地ガイドと間違われたという経験を持っておりますので、少なくとも風貌は国際派なのかもしれません。
ほどなく那珂川沿いの屋台街に到着しました。
はいここですよと言ったところ、おすすめの店はどこかと聞いてきます。
このへんですかねえ、などと言っていたらもう一人が一緒に食べましょうよと誘います。
腹も減っていたしどうせ何か食べるんだしラーメンくらい食べるかと思い適当な店を選んで入りました。
ラーメンと適当なつまみを選んであげて3人で食事です。
なんだか美味しいとやたら評判です。
お代は向こうが出してくれました。
それにしてもパワフルです。
一世一代の休暇を使った大旅行なので気分も乗っているのでしょう。
しかし台湾のお方たち、えらい親日的です。
屋台もそこそこに、次は買い物をしたいと言い出します。
ドン・キホーテが福岡にあるというので、歩いて5分程度なので案内することになりました。
さてここに至りますと、筆者も海外からの観光客が福岡九州のどのようなところに興味を持ってわざわざ来るのか知りたくなってきます。
ドン・キホーテでは日本の「お茶」やら「お酒」やらに興味を持っていました。
実際に何が美味しいかなどと聞かれたので適当に選んであげました。
お酒もホテルで飲む用としてチューハイなど買いました。
化粧品もですが男の私にはあまりわからないながら、2人は楽しく買い物しておりました。
自分もドン・キホーテやマツモトキヨシに海外観光客が群がっているのは知っていましたがどんな商材に興味を持つのか正直何も知らなかったので、かなり勉強になりました。
爪切りや耳かき、包丁などが受けるんですね。
日本のものは品質がいいという評判だそうです(裏を見ると中国製とか書いていないか冷や冷やもんでしたが)。
さてだいぶ遅くなったのですが、小腹がすいたので屋台の次は日本人もよく食べるという「焼き鳥屋」というのに行きたいと言います。
その辺の閉める直前の焼き鳥屋に入り、店のマスターにも協力してもらっていわゆる日本のサラリーマンがつまむものということでいろいろ出してもらいました。
焼き鳥はもちろん、山芋鉄板なんていうのが受けましたし、焼酎も日本酒も美味しいということでした。
特に台湾は暑いので、蒸留酒以外は新鮮なのかもしれません。またお代は出してもらいました。
ガイド代ということで遠慮なくごちそうになりました。
その後櫛田神社の鳥居を見て手を洗いお参りをしたところで、宿泊しているホテル向けのタクシーを拾い、運転手に告げてから別れました。
福岡のホテルを拠点にして、次の日は朝イチから熊本に、その次の日は湯布院・別府に、そして最終日は太宰府と福岡市内をできるだけ見てから夜の便で台北に帰るとのことでした。
後日、台湾に来ることがあればきっと私たちが案内します、とのメールが後日まもなく来ましたので今度行くことがあれば訪ねてみようと思います。
以上、そんな国際交流のおもてなしの現場からお伝えしました。
たまには国際派の筆者からは以上です。
(平成25年11月29日)