経営の神様の言葉

あるとき、某新聞記者が経営の神様として知られる松下幸之助さんに「1つだけ、指導者、社長に必要な条件を挙げるとすればどのようなものか」と質問しました。すると、松下氏は次のように答えました。それは...

「自分より優れた人を使うことができること」

だと。そして、続けてこのようにも言っています。

「経営者にとって大事なことは、優秀な部下を集め、あるいは、育てることだ。いくら優れた経営者でも人間一人には限界がある。だから、自分より優れた人を側に集めて、その人たちを活かし使う能力があれば、もうそれだけで十分だ」。

...と言っています。このように「いかにして、優れた人物を集め、うまく動かすか」。この能力にこそ、社長の真価を問われていると言っても過言ではないでしょう。なぜなら、先の松下さんの言葉にもある通り、いくら優れた人物であってもその一人の力には限界があるからです。

とはいえ、どうすればこの能力を伸ばすことができるのか。日々、試行錯誤している社長にとって課題でもあります。