スマホアップデート

【スマホアップデート】
2024年9月10日。23年前のこの日、「同時多発テロ」が起こった日に、アップル社による「iPhone 16」が発表されました。大幅なアップデートが入っており、2世代進化した「A18」、発熱対策とバッテリー強化、アクションボタン、カメラコントロール、MagSafeによる25Wワイヤレス充電などが惜しみなく投入されている、との触れ込みです。
しかしながら、筆者のようなものぐさユーザーにとっては、もうどれも、よくわからない機能でなんかそれありがたいのか?という印象です。
iPhoneシリーズは、iPhone3GSの時代から使い続けていますから、もう15年以上になります。確かに、iPhone4が出たときなどは衝撃で、やれることが増えて喜ばしく、いわば車を持つよりわくわくした経験もございました。しかし、それも昔のことです。今朝早く起きてみたら、iPhone16の発表があった、とネットニュースに載っていたのでああそうか、という程度のもので、今手元にあるiPhone12をアップグレードする13シリーズあたりが、中古屋ショップでこれで少しは安くなるかな、といった程度の印象です。
もう、最新版を並んで買い求めるといった行動はとらなくなってしまいました。この電子板でできることは、もうやり尽くしてしまった感があるからです。
しかも、ただの電子板のわりに、値段はうなぎのぼりです。唯一筆者が注目した価格は、米国だけでなく日本でも据え置きとなりました。
為替レートが昨年の水準に戻ってきたこともあり、値上げを回避できたのはよかったです。これで、旧シリーズの中古市場での価格も下がってくるでしょう。これは朗報といえます。なお、このiPhone16の唯一といってよい新機軸である、Apple Intelligenceは英語から先に対応し、日本語対応が2025年という点は6月の発表時点から変わっていません。これによりiPhoneが好きでたまらない人でも、買い替えを来年に先延ばしする人が増えるかもしれません。世界一、このシリーズが大好きな日本人に対して、iPhoneのAI機能こと「Apple Intelligence」は、英語圏から対応予定。日本には2025年内対応という、きわめて冷淡なざっくりとしたスケジュールが示されているのみです。
なお、今回の新モデルには「カメラコントロールボタン」というボタンが追加されていますが、カメラの操作に使えるだけでなく、AIの操作にも使えるようになっています。目の前のものをGoogleレンズのように検索したり、宿題を写してChatGPTに答えを聞いたりできるらしいです。ますます、人間は自分でものを考えなくなりそうですね。
しかし、このiPhoneシリーズ、もう16まで発表されるなんて驚きです。正直、筆者などはiPhone4くらいからの築古ユーザーですが、このスマホの進化に着いていけず、12と13と14と15の違いすらあまり理解できていません。友人に「この機能知ってる?」と言われて知ることもしばしばです。生成AIも今一用途がわかりません。Siriとの会話をテキストに起こすってどんなケースなんでしょうか?そもそも、Siriなんか使っていませんし。機械に話しかけるなんて気色悪くないですかね?
まあ、そんな意見とは別に、それ以外にも色々と便利にはなっているんでしょう。ただ、iPhoneは高価なので買い替えるかどうかは実際に発売されて、一定数ユーザーの意見が出て来てから検討したいと思います。いちおう、次世代スマホの進化を飛躍的に変えるのはこれを発明して世に出したAppleではないかという期待はあるので、また直ぐに17や18が出て来て、限りなくマンネリだけれども中古市場の型落ち版が値下がりして、買い求めやすくなることをとりあえず期待します。
筆者のスマホはiPhone12です。もし、13か14か15かをお持ちで16に買い替えたいという方がおられましたら、ぜひその型落ち版を当職に(お求めやすい価格で)お譲りいただきたいと思います。
取り急ぎ以上