新嘗祭

【今】を生きる
ついつい過去を振り返って、
そこにダメ出しして
過去を塗り替えよう。
過去を清算しよう。
その繰り返しをしていた。
前を見ているようで
実は過去の亡霊を追いかけて
今を見てる錯覚をしていた。

過去の出来事
変えられない事実
それがあるから
その経験が有難く
【今】を真剣に生きることができている。

今日は新嘗祭
昭和二十年の新嘗祭を
死守してくださった宮司様がいた。

その時の宮司様は
【今】を死に物狂いで生きていたと私は感じる。

【今】に継承してくださったすべてに畏敬の念をはらい、本日新嘗祭に参列してくる。

11月23日を
「勤労感謝の日」と名を変え現代に残してくれた
先人に畏敬の念を込めて
この日を過ごす。

建前と本音。仮の名前は勤労感謝の日。まことの名前は新嘗祭。にいなめのまつり。

以上