サブスク解約(有斐閣オンライン)

サブスク断捨離中

サブスクは便利です。しかしいつの間にか使わなくなり、そして課金をダラダラ続けることになります。定期的な見直しが必要です。

アップルやGoogleのクラウドサービス、YouTubeの有料課金など、いろいろありますが、今回は、判例百選で有名な有斐閣オンラインのサブスクを解約してみました。

有斐閣オンラインは、法律学系出版社・有斐閣が提供するオンライン型の学術プラットフォームで、法学・政治学・社会科学領域の資料をウェブ上で検索・閲覧できるサービス。従来の書籍販売だけでなく、雑誌・書籍・論文・辞典・六法をデジタルで横断検索できる点が特徴で、学術研究者、法科大学院生、司法試験受験生、実務家が主な利用者層。代表的な収録コンテンツは「ジュリスト」「法学教室」「判例百選」「法律学辞典」「六法全書」などで、新刊・バックナンバー・特集ページ・Webオリジナル解説が含まれる。改正法、判例動向、最新論点の速報型解説もあり、試験対策や実務のアップデートに役立つ。検索は号数・テーマ・条文・判例名など多軸で行え、PDF閲覧も可能。

利用形態は会員制で、有料契約が基本。プランにより閲覧可能範囲やダウンロード可否が異なる。個人契約のほか、大学・研究機関・法科大学院がIP認証で契約している場合は構内・VPNから利用できることもある。無料でも一部記事は読めるが範囲は限定。出版社直営のためコンテンツの信頼性が高い一方、理論書・判例集・演習書のすべてが網羅されているわけではない。

メリットは、①紙媒体の過去号を揃えなくても体系的に検索できる、②改正・判例の最新論点に早期にアクセスできる、③辞典・条文と論文を同一環境で参照でき学習効率が高い点。制約として、④料金体系が書籍単位・雑誌単位で比較的高め、⑤契約状況により閲覧制限がある、⑥学習用教科書の全文搭載には限界がある、などが挙げられる。

というわけで、原典の判例は、最高裁判所が提供しているウェブサイトに網羅されているわけですから、その労を惜しんで人の書いた二次情報で勉強していても深みは出ないのかなあ、とも思います。

もちろん、勉強のとっかかり、としてはかかる参考書や受験業界の教材本、は素晴らしいのですが、最後は生の法令条文、判例原典、に沿って学習すべきだと思います。

司法浪人30年超、の筆者からは、以上です。

以上