プライベート・ライアン

「プライベート・ライアン」の「プライベート」は、英語の Private で、意味は 米陸軍の階級「二等兵」。
つまり
Private Ryan = 二等兵ライアン
「私的な」「個人的な」という意味ではない。
原題 Saving Private Ryan も「二等兵ライアンを救え」という軍事的用法。
結論から言うと、「最も秀逸」の有力候補ではあるが、唯一ではない。
評価軸別に整理する。
総合完成度・影響力
・プライベート・ライアン
上陸戦の描写革新、戦争の無秩序性の表現で映画史的価値が極めて高い。ここを最高とする評価は合理的。
戦争の不条理・反戦性
・西部戦線異状なし(1930/2022)
戦争の虚無を最も冷酷に描く。思想性ではこちらが上。
兵士の心理と現実
・フルメタル・ジャケット
戦争が人を壊す過程の描写は屈指。
戦略・集団戦の描写
・戦場にかける橋
軍事と人間の狂気を高い完成度で両立。
結論
「戦争映画で最も秀逸」を一作挙げるなら、プライベート・ライアンを挙げるのは妥当。
ただし、「戦争とは何か」を最も深く突いた一本、という意味では別解も十分成立する。
ラメルは架空の町。実在しない。
設定上の場所は
フランス・ノルマンディー地方の内陸、オマハ・ビーチから進軍した先の町。
撮影地は
イギリス・ハートフォードシャー州の町や、アイルランドで行われている。
Dデイ(D-Day)とは、1944年6月6日に行われたノルマンディー上陸作戦の実行日。
連合国軍(主に米・英・加)がフランス北西部ノルマンディー海岸に上陸し、西部戦線で本格的に反攻を開始した日を指す。
補足
・Dは「Day」の頭文字で、特別な意味はない
・軍事作戦で作戦開始日を示す一般用語だが、通常「Dデイ」といえばこの日を指す
日本映画では、二百三高地。

