(2017/12/17)かけがえのない人間となるには他と違っていなければならないということ
おはようございます。
2017年12月の記事です。
有効求人倍率が1.56倍と、1974(昭和49)年1月の1.64倍以来、実に43年10ヶ月ぶりの高水準に至ったということです。
1974(昭和49)年といいますと、まさに筆者が生まれた寅年となりますので、企業の求人が上昇し、求職者数が減少しているということになります。
43年、実に長い歳月です。
さて、このように、人が足りない、限られた人の能力を生かさないといけないと言われるのは時代の要請になりました。
人、設備、債務の3つの過剰などと呼ばれたバブル後の時代が嘘のようです。
リストラに怯えたかつての時代ではなく、人はそれそれかけがえのない人間として重宝されて行くのかもしれません。
かけがえのない人間となるためには、いつも他とは違っていなければならない、とシャネルの創業者であったココ・シャネルは述べたと言いますが、自分の特徴や長所、一見短所や劣位に見られる点ですら、それは自分にしかできないことがあるということの証左となります。
シャネルというまたとないブランドを創始したココ・シャネルは、かけがえのないものを生み出せる人間となるために他と違うことを恐れないようにと説きました。
よく考えれば、人それぞれいろいろ違うのが当たり前であり、その中で自分の強いところや伸ばしたいところを探して実際にやってみれば良いのです。
そんな自分の棚卸しを少しやってみる、できる機会が年末年始なのかもしれません。
いつも他と同じく飲み歩いてしまう年末年始を過ごしております筆者からは以上です。
(平成29年12月27日 水曜日)