6月4日はサラダ記念日ではなくて天安門事件の日です(2021/06/07)

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6月4日はサラダ記念日‥ではない

俵万智さん(たわら まち、1962年12月31日 – )は、日本の歌人です。少し前、サラダ記念日という俳句の歌集が280万部発行の大ベストセラーになった伝説の人です。『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日、という俳句が特に有名で、口語短歌という表現分野の先駆け的存在です。

さて、数日過ぎてしまいましたが、この7月6日ではなくて6月4日にしたのにはわけがありまして、本当は、6月4日はあの国際的大事件「天安門事件」が起こった日なのです。といっても、特に事件の舞台になった中華人民共和国においては、本件は事件の存在自体が最高機密というかタブー、禁忌となっておりまして、中国国内で天安門事件や6月4日という検索をかけても何も出てこない、それどころか公安や秘密警察に不良思想犯として拉致連行され、再教育収容所に監禁されてしまう、そのような重大事件なのです。

天安門事件は、正式には、六四天安門事件(ろくしてんあんもんじけん)といいまして、1989年6月4日(日曜日)に中華人民共和国・北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していたデモ隊に対し、軍隊が武力行使し、多数の死傷者を出した事件である。多数の、と書きましたが、公式では何人が犠牲になったのか、はたまた殺されたのか再教育施設に送られたのか、国外追放したのか亡命したのか、何もわかっておりません。たった、30年ちょっと前の話なのに、日本では、昭和から平成への代替りが起こって忙しかったし、何となく沈静化して終わったというような記憶しかないのですが、おそらく、中では血で血を洗う出来事があったのでしょう。

そのはるか前の「事件」だと彼らが強く提唱する、南京大虐殺などという事件については、いろいろな方法で表現、伝達する中国共産党の方々が、この自国の事件である天安門事件について全く語らないこと、それ自体がかの国が非常に閉鎖的な環境におかれていることの証左ではないかと愚考するものです。

おっと、誰かきたようです。それではまた。

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