剣道の決まり手である有効打突の分布割合を統計的に解析してみましたという話です
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| 全員女子です |
おはようございます。
2016年4月のビルメン王がお届けします剣道に関するブログ配信記事です。
福岡市女子剣道大会という剣道の大きな大会にやってきました。
朝早くから大きな体育館に集合しますが、さすが道を極める武道です。
何時に集合と言えば数分前にはビタッと集合しているし、開会式や会の運行でさしたる混乱もありません。
日本剣道形の演舞も真剣で行われるなど、大変締まった雰囲気です。
この辺りは、観戦マナーも含めてメジャースポーツの野球やサッカーも学ぶべきところだと思います。
剣道は、日本古来の武道の一つとして、稽古という練習鍛錬を積むことにより、第一に有為な人間形成を目指すものです。
「道」を目指す剣道では、試合での有効打突の条件としても、日本剣道連盟試合審判規則によって「有効打突は、充実した気勢、適切な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく、打突し、残心あるものとする」と定めています。
つまり、有効打突を得るためには、 競技者に高い技術力や精神力が求められ、単に竹刀で叩けばいいというわけではないのです。
本当に斬られた感覚
筆者も有段者に斬られた経験もありますが、文字通り消えるような感覚です。
面も小手も胴も斬られたことがありますが、実際どこが一番斬られやすいのかという疑問が湧きましたので少し調べてみました。
いろいろと統計があるようですが、総合すると決まり手の割り当ては、
面 メン 48%
小手 コテ 35%
胴 ドウ 15%
突き ツキ 2%
というような割合のようです。
やはり半分が、メン(面)で斬られているわけですね。
やはり半分が、メン(面)で斬られているわけですね。
ツキ(突き)は高校生以上しか認められませんが、やはりかなりレアケースなのがわかります。
50回に1回見れるか、という割合です。
50回に1回見れるか、という割合です。
筆者はなんとなくもっとドウ(胴)の割合が多いと思っていたのですが、的が大きければ決まるわけではなさそうです。
いろいろな場面において、斬られ役の筆者からは以上です。


