従業員を英雄視するクソ会社の典型例
クソ会社ほど従業員を英雄視する良い事例
クソ会社の話をします。一見従業員を英雄視しながら、自社のさもしさを全開させている台詞をどうぞご堪能ください。
業務への影響を考えて有給消化を控え、そのまま引き継ぎなどで最後まで出社しながら退職していく人に対し、周りへの配慮ができて偉いなどと「評価」する会社があるそうです。
だいたい、次の職場への出社期限が迫ってしまい、でも退職していく会社側での残務や引き継ぎが(後任アサインなどが遅れることもしばしば)滞った結果、出社を続けて有給消化ができなかったというのがほとんどです。
しかし、そんなその会社こそ、社員が気兼ねなく有給消化できるようにもっと周りへの配慮をするべきだったと思います。
そんな自己中思考だから、そんなに「配慮」してくれる従業員を失うことになるのですね。
自業自得というものです。
追伸
ちなみに筆者はこれまで10社以上を変わってきていますが、たしかに有給を消化したことはありませんでした。
そんな昭和の筆者の経験を、決して後続には引き継がせてはならないと思っています。
それだけが経営としての矜持です。
そもそも有給消化すると業務に影響が出る会社にしないこと。
業務のロスや失敗の穴埋めに、従業員個人の時間を切り詰めるのは立派な犯罪である、ということです。
以上