リベラルとは何か

リベラルとは何かを考えます。

どうも、不具合の原因をよそに求める思想行動様式であろうというのが今のところの結論です。

非常に皮膚感覚と合う分析としては、例えば「アベ政治を許さない!」みたいな意見がありますが、すでに退任された安部元首相に言っても仕方ないことを、さらには、アベ政治がいったい何を指しているのか、何故許せないのか、内輪のクラスタで行われているはずの議論を知らないとそもそも理解できないのです。

そのために、例えばそういった言説を街頭で行っている方に前提をお聞きしたことがあるのですが、とにかく悪いの一点張りでしたので、筆者としては、理解できない大声を放つうるさい人という評価をでることはありませんでした。

一方で、例えば「ウイグル問題を許さない」とか「尖閣を守れ」だと一見して意図はわかるので、こちらの方がわかりやすくはあります。

そして、自称リベラルの方々は、なんでも片仮名にしてしまう傾向があり、アベ政治だのモリカケ問題など、そもそも意味がわからない新語を作り出すので辟易します。

そもそも安部首相が退任し、一年経って、後継の菅政権も終わったあとでまだ「モリカケの解明」とか言っても前向きではないと思います。

さらに、岸田政権発足後1秒後には未だにアベガーとか傀儡政権ガーとか言ってるからますます気味悪くて人が寄り付かないです。

政治は、こういう社会にしたいというグランドデザインを、簡明に示した方がいいと思いますが、原因を全て他者への文句に変えてわめくのは、傍目にも近寄りたくないなとは思います。

変えようとしても、まあ無理なんでしょうが。

以上