共産党志位委員長辞任せず

共産党の志位和夫委員長は2021年11月1日の記者会見で、今回の衆院選で公示前から2減となる10議席に終わったことを受けても、党委員長にとどまり引責辞任する考えがないことを明らかにしました。

同党は獲得議席数と比例代表の得票数、得票率がいずれも前回を下回っています。

志位氏は「間違った政治方針をとった場合は責任が当然出てくる」としつつ、「残念ながらこういう結果になったが、方針そのものは正確だったと確信を持っている。そういう点で私は責任ということはないと考えている」と明言しました。

共産党と協同した、立憲民主党の枝野代表は、すでに議席減の責任を取って辞任を表明しています。

この大敗で執行部が入れ替わるのは当然だと思います。

共産党も敗北です。

この点、大半の新聞テレビのメディアが議席数の増減とその割合を明記しなくなったのはどういう事なのか、よく考えてみたいと思います。

共産12→10(-16.6%)
立憲109→96(-11.9%)
自民276→261(-5.4%)

共産党の委員長という地位は、結果にかかわらず、大変安泰な地位だということがわかります。

以上