岩崎弥太郎より渋沢栄一が好き

自分の財閥を作るのに努力した三菱の岩崎弥太郎より、自分の持分などどうでもよくていろんな仲間と会社をぼこぼこ作りまくった渋沢栄一の方が好きです。

家業として残した渋い渋沢倉庫の株主比率とてわずか20%。

作りまくったナンバー国立銀行に至っては全ての支配権を手放し、創業者サラリーマンとして奔走。

これこそが、起業家の鏡というべきでしょう。

東北の列藩同盟に担がれた徳川慶喜の側臣として、西南雄藩が仕切った明治維新にあって虐げられながらも大きな足跡を残した渋沢栄一。

自分が儲かりたい、自分が支配したいという私欲のない、まさに大人物であったと思います。

こういうご先祖さまの話ができる日本に生まれて大変ありがたいと思います。

以上