これが本当の学歴競争だ
イギリスが2022年5月から「High Potential Individual」ビザというのを始めます。これは、強烈な学歴差別でありまして、就労ビザが欲しければ、世界ランキング50位以内の大学を卒業している必要があるという、身も蓋もない制度です。家族滞在はもちろん、自営業としての仕事だっていけちゃいます。これだけ、世界はグローバル高度人材を誘致したいということなのです。
さて、重要なのは、日本に生きる我々が、どの世界ランキングで50位以内だったらいいのか、とうことです。3つくらいありますが、どうやら東大と京大くらいしか、この制度では対象にないようです。
ということで、世界で勝負したいならば、真面目に日本の大学は捨てて、海外大学に直接行ったほうがいいのではないでしょうか。
以上
追記(2022/04/11)
米国も今年の1月頃に、STEM系(Science, Technology, Engineering, Mathematics)の大学院卒業した外国人にはOPTによる卒業後米国での就労を通常の1年間から3年間に延長するという制度改定を静かに発表しています。優秀な外国人は抱え込むという政策です。COVID-19で留学生ビザを停止だ発行だどうのという次元のはるかに上を行っています。
また、IELTS4.0のレベルは、小学生低学年程度のものですね、、、日常会話をできるのが6.0くらいです。(英国内の大学受験では6.5以上必要ですし、世界で50位以内は、ほぼ英語で講義できる大学なので、この英語の要求はちょっと意味不明なところがあります)