各地方自治体で空前のゆるキャラブームとなっていることについての話です
おはようございます。
2013年12月のビルメン王(@shinya_ueda)提供の地方自治体のキャラクター、いわゆるゆるキャラに関するブログ配信記事です。
くまモンという熊本県をPRするゆるキャラが人気です。
「熊本県営業部長」の肩書を持っています。
あの世界的なクリスタル製品ブランドであるバカラから、くまモンをデザインしたクリスタルガラスの置物も出るくらい活動範囲を広げています。
先日は天皇皇后両陛下の表敬を受け、皇后陛下より「くまモンはお一人でやっているのですか」とのご質問を直接いただいたとのことです。
「中の人などおりませぬ」と答えたかどうかは存じませんが、自治体公認キャラクターとしての成功例と言えるでしょう。
一方、千葉県船橋市を中心に活動する「ふなっしー」は船橋と梨をかけた語感と落書きがそのまま飛び出したような雑でゆるい顔と、その強烈なキャラクターでまた別の人気を博しています。
実は船橋市は非公認の立場を取っており、勝手に活動させているという関係なのですが、それゆえに、ふなっしーは自治体公認という制約なく、ヒャッハーと叫びつつハイテンションに踊り跳び回り、かなり自由に支離滅裂に活動することができている模様です。
船橋市としては、公募して市民の支持を受けたものではなく、また時としてテンションが高すぎる言動や下品な振る舞いが市のイメージダウンにつながりかねないということで非公認の立場を保っているとのことです。
また船橋市が売り出したいのは本当は梨ではなく、海苔だということです。
これはこれでよい距離感なのではないかと思いました。


