2019年フォーブス誌による33回目の世界長者番付が発表されたという話です(1位はやっぱりあの人)(2019/03/07)
おはようございます。
2019年3月の筆者によりますお金持ちに関する配信記事です。
筆者がお金持ちというわけではありません。
米誌のフォーブス誌が2019年3月5日、通算33回目となる2019年版の世界の長者番付を発表しました。
1位は、米インターネット通販大手アマゾン・コムの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が保有資産1,310億ドル(約14兆6千億円)となり2年連続で首位となりました。
髪はなくてもお金はたくさんあるようですね。
お金、といっても、そのベゾス氏の資産のほとんどは、米国に上場している創業したアマゾンの株であり、これを16%ほど保有しています。
したがって、アマゾンが100兆円企業であれば自動的にベゾス氏の個人資産は16兆円になる、という簡単な関係です。
ただし、ベゾス氏は、髪も失ってすっきりして久しいようですが、2019年1月に長年連れ添った妻マッケンジーさんとの離婚を発表していまして、今後はますます身辺すっきりすることのようです。
その離婚に伴う財産分与でどれだけの資産を減らすのかは想像がつきません。
次に、2位は米国IT大手マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で、こちらは965億ドルとなりました。
10兆円ちょっとですね。
ハーバード大学を「中退」しても、これだけのお金を稼ぐことができる、しかも、母校のハーバード大学の卒業記念講演の演者を務めることができるという、世界中のビジネススクールを敵に回したようなITプログラムオタクの彼も、随分年を取ってきたようですが、まだまだ好きな研究に余念がないようです。
さらに3位は、コーラとハンバーガーが大好きな(そしてそれらを作り出している「企業」の株の方も大好きでたんまり持っている)米著名投資家のウォーレン・バフェット氏で825億ドルです。
9兆円といったところでしょうか。
これだけお金持ちでも、ビル・ゲイツさんもウォーレン・バフェットさんも、マクドナルドのハンバーガーとフライドポテト、コカ・コーラが大好きだそうで、そればっかり食べているという話です。
高級料亭の料理より、マックのチーズバーガー。
自分がわかるものにこだわる、と好意的に見る向きもありますが、ただの好き嫌いの多いジャンクフード好きなだけなのでしょう。
厳しい母親の元で、さぞ暮らしにくい子供時代を過ごしたのかもしれません。
それでも、御歳88歳(1930年8月30日生まれ)にして、このバイタリティ、見習いたいところです。
筆者も、90歳くらいではまだまだ、朝からビーフカレーをかっくらい、コーラを飲み、昼はワインで乾杯するくらいの感じでいきたいと考えています。
経営者に限らず、社会人としても学習者としても絶対重要な能力、それが体力です。
体力をどのように持続的につけていくか。
走ってもいいですし早起きしてもいいですし、ファスティングをしても瞑想をしてもよいですが、何にしろ自分に合った方式で長く続けた方が勝ち、ということになりましょうか。
お金持ちの話、日本勢のみなさんに戻します。
といっても、世界の50位以内に日本からはこの2名でありまして、41位に衣料品店ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(資産222億ドル)、43位にソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(216億ドル)が入っているのみです。
しかし、同じ頭髪希少者でも、14兆円のベゾス氏に比べて、孫さんは2兆円と、1ベゾス氏=7孫さんという、かなり不利なレートとなりました。
柳井さんのユニクロも、世界で勝負しようと意気込む傍らで、気づいてみれば母国日本のマーケットでは儲けた金で宇宙に行きたい!と叫んだり1億円を100人にツイッターでばらまく、と豪語しているゾゾっとする会社の創業社長さんに猛追され、なかなか厳しいところなのかもしれません。
超金持ちの中の「格差」もこれまた大きく激しい、そのようなことを感じます。
1孫さん=0.00001筆者
という程度の小規模投資家にすぎませんが、心は錦と行きたい筆者からのコメントは以上です。
(2019年3月7日木曜日)