ビックモーター

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76254
https://news.yahoo.co.jp/articles/38572515a7f942fe3cc7061e87a944af102a4bc0

ビッグモーターの事案なのですが、若干の隔靴掻痒感があります。同社と損保会社との間に、色々な利害の貸し借りがあるはずであり、今、表に出ているのは氷山の一角ではないかと思います。どちらも生き馬の目を抜くような厳しい社会でやっているわけですから、一方的に利益の垂れ流しみたいな事はあり得ません。ビッグモーターから損保各社に保険料の水増し請求的な事があるなら、それに対する対価が存在していると見るのが普通でしょう。

そのような中、上記のように「自賠責での契約を優先的に流してもらう事で損保各社は利益を得ている」という指摘が目を引きました。これ「も」一つの貸し借りのピースなのかもしれないと思っています(そして、これだけではないでしょう)。明日、上京するので、この点は国土交通省と金融庁から聴取しようと思っております。

修理工場が保険代理店業務をする事は比較的広く行われていると思いますが、極端なケースでは利益相反を構成する可能性があります。そこは法的に歯止めを入れなくてはならないのかもしれません(ただ、もう少しよく勉強してみます)。