(2020/03/01)N高校が提供する「N予備校」アプリを実際にインストールして使ってみました(ほぼ完璧だと思います)
おはようございます。
新型コロナウィルスによる日本の学校(小中高校)の一斉休校を受けて、全国最大手のオンライン制通信高校であるN高等学校が、2020年3月1日より、同校で導入しているオンライン学習アプリである「N予備校」を全ての人に無償で提供し、オンライン授業を無料開放することを決定し発表したので、早速、その、スマホに最適化されたという、N予備校アプリを自分のスマホに導入して試しにいろいろ視聴してみました。
堅苦しい説明はなしで、とりあえず興味のありそうな科目や単元をぽちぽち押して(タップして)、聞いてみたのですが、それぞれのコンテンツ(講義)のレベルが高いことに驚きました。
無料配信、ということですが、とりあえず、ニコニコ動画の(無料)会員登録だけは必要です。
ですので、随分使っていなかったニコニコ動画の会員IDとパスワードで入ったのですが、これは有料にしても月間数千円というコンテンツですから「安い」の一言です。
これまで、オンライン講義としては、リクルート社の「スタディサプリ」を紹介させていただき、さらに人にも推奨していたのですが、どうやら、同じ中高主要受験科目における単元の網羅性という点では、このN予備校アプリもスタディサプリも遜色なく、いわゆる超難関大学以外の、難関まで大学の入試レベルまでは、このN予備校一本で行けるのではないかと本気で思いました。
スマホという、中高生が確実に手にとっている時間の長いデバイスを通じて学習、しかも自学できるというのは最高です。
その昔、もう30年前にもなるでしょうか、筆者が高校生だったとき、唯一受講していた増進会(Z会)の通信教育講座で、画期的なOSソフトで勉強できるというツールのお試し受講がありました。
円のグラフを作る、というような「数学」の単元の講義を、専用のICTキットに埋め込まれたプログラムが「喋って」解法を説明する、というものだったのですが、確かに最初「聴いた」ときは感動しましたが、やっぱり同じコメントしか出さないので、一回聴いてしまうとそれっきり、というようなところでやっぱり機械を使った学習というのはまだ早いんだなあと思った、というのが平成に入ったばかりの時代の現役高校生であった筆者の感想でした。
しかるに!令和に入ったばかりの時代の中高生は、このような「神アプリ」で自学できるところまで進化したのです!
高校数学でわからない概念、「虚数」だの「微分」だの「積分」だのといった、どうしても授業ではわからなかった概念の最初の最初から、これでもかというようなたとえや豊富な具体例を駆使して、「概念から」教えてくれるこの学習アプリ、自学のお供としても最高です。
全く、羨ましいところでありますが、これからの時代は、こうした有り余る「ツール」をどのように、個人個人のオリジナルの時間軸に、自学時間に組み込んで計画的に主体的に学習できるようになるか、こうした観点での「競争」になるのだと思いました。
話は変わりますが、こうした、月額会費制で自分にとって本当に必要なサービスを定額で受け取る、ということと似たような行動に、筆者が長期間続けている、月額定額の寄付行為というものがあります。
まずは、大学時代に所属したボート部の現役学生の活動費になればということで、月額定額の寄附金送金を行っています(同窓会の運営母体に提言し、毎月定額送金の仕組み自体を作ってもらいました)。
それから、個人的にはこの複雑な世の中をもう少しシンプルに捉えて批判でも扇動でもなく具体的な活動で示すことができる、当事者意識を持った、職業代議士ではない政治家の登場を求めています。
そして世の中には、さまざまな国政市政の動きがありますが、このたび、私の献金方針を改定いたしまして
・日本国の今後に有為の
・粗野であっても卑しくない
・落選、浪人中の政治家
より選定することといたしました。
これによりまして、今まで献金を続けてきた現職の衆議院議員や政令指定都市の市議会議員については、すでに現職の代議士、議員として着実に地歩を固められておられることから、この分をこれからの「新人」や捲土重来を期す浪人中の「落選前議員」に向けたいと思います。
そして、現在日本中を騒がせている新型コロナウィルス罹患への対応、については、これまでの政治活動や政治運動、加えて公職選挙法に則った選挙活動そのものについても、大きな転換を迎えることは必至であり、筆者個人の推測ですが、今後、「政党」という議員集団の重みや求心力が、急速に失われるという感覚を抱いております。
今後の記事で、このあたりの結論に至った思索を読み解いていきたいと考えておりますので、乞うご期待ください。
みなさん、不要不急のイベント中止、手の届く範囲での人の接触を極力避けるようにという政府の公式見解に沿って、無観客試合の野球のオープン戦、無観客の大相撲春場所、それから客足のぱったり途絶えた飲食店の中、国会議員が集まる国会ではリアルな感染源(クラスター)の危険は高まり、喫煙ルームという感染源の巣に擬されるであろう施設は閉鎖されず、中国韓国からの渡航者の入国拒否措置はいまだ発動されないという、非常に齟齬の多い基準で動いているように見えるこの世の中ですが、各位の健康に留意し、できるだけ健やかにお過ごしいただければと願います。
それでは、いつも読んで視聴していただいております読者のみなさん、本当にありがとうございます。
引き続き頑張ってまいります。
こちらからの今日の記事は以上です。
(2020年3月1日 日曜日)