ワクチンはマスクやトイレットペーパーと同じ経過をたどると予想しておきます(2021/06/06)
1年前にも書きましたが、1年前は日本中マスクが不足していて、量販店やドラッグストアに並んだり、わざわざ卸売業社に頼み込んで直接倉庫にマスクを取りに行ったり、いろいろしたものです。
今は、ワクチン接種が始まり、我先にと高齢者が並んでいるような状況で、インターネットでの予約サイトもすぐにサーバーダウンしたり、瞬間で予約がいっぱいになったり、いろいろ逼迫しているようです。
しかしながら、過去のマスクの事例を見ましても、すぐに供給体制というものは整備されるものでして、ワクチンも、そのうち並んで摂取するのがばからしくなるくらいに市中に溢れるであろうことは目に見えています。
これは、毎年繰り広げられる、アップルの新商品発売日に徹夜で並んで買いに行くという、マーケットには必ず一定数いるアーリーアダプターという人たちが織りなす芸能というか表現手段の一例と同じ性格のものでありまして、供給体制が遅いだの、混乱が生じるだの、格好の大手マスコミのフリーコンテンツの餌食になることに踊らされるのではなく、ああいつもの芸風だね、と冷静に捉えておけばよいものと考えます。個人的意見ですが。
ちなみに筆者はこの令和のスマホ全盛の時代にあっても、未だに黒電話や講習電話、万年筆を使い続ける、ラガードという層です。もはや電話という概念がはじまる前の時代に戻り、個人電話を取り払ってしまいました。
本日のマーケティング理論の授業はここまでです。ではまた明日。