投資運用

この世でお金を得る方法

この世でお金を得る方法として、大きく2つあります。というか2つしかありません。一つは、よくやる方法ですが、人的資本(人間コンテンツ)を労働市場にぶちこんで、バイト代なり給料なりをもらうという方法です。これは、大企業に勤めている(自称)エリートサラリーマンだろうが、コンビニのアルバイトだろうが事務職の派遣社員だろうが、夜のパン工場の契約社員だろうが、全く本質的な行動です。すなわち、自らの身体と時間を労働市場に投入し、雇用主から定額の給料や報酬をもらうという形です。これは、確実なんですが爆発的にお金持ちになる方法ではありません。もう少し突っ込んだしょっぱい話をいたしますと、最高度に労働市場で「評価」されるエリートサラリーマンであっても、せいぜい年収5,000万円程度であり、その期間報酬からはしっかりと所得税、保険料といった公が持っていく部分がありますから、実質の手取りといえば約半分に減ってしまうわけです。これでは、365日24時間働いたとしても、それでもたかが知れています。

結局おカネって何だっけ

第2の方法に向かいましょう。それは、稼いだお金をできるだけ費消しないで、そのお金たちに働いてもらうという方法です。つまり、労働市場に自らの身体と時間を使って投入して得たお金(金融資本)を、もう一度、今度は消費市場ではなくて同じ金融市場に投入し、そこから運用益(クーポン)を定期的にもらうということです。あなたのお金を、株式や不動産などの有用資産に投資して、そして運用した結果得られる配当や利子(クーポン)をもらいつづける、ということなのです。

あなたの稼いだお金を金融市場に投資しよう(2021/06/08)

このように、自分の身体と自分の稼いだお金の2階建てで、複数の市場(労働市場と金融市場)を駆使すれば、おカネは爆発的に増える可能性を秘めています。決して、その場限りの費消にだけお金を使い果たしてしまうことなく、一万円からでも買える米国株式がありますから、二番目の金融市場へのアクセスを早い段階で始められるように、心身とも整えていくことをおすすめ致します。

今日はこのくらいで失礼します。

研究の成果は膨大な失敗に塗れたひとすじの成功事例を見つけただけだと言えます。投資運用の世界もまさにこれと同じだと思います。