(頭の体操)一筆書き攻略の奥義と法則をあなただけに特別に授けます
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| 一筆書きできます |
おはようございます。
2014年3月のビルメン王によりますクイズ配信のブログ記事です。
問題です。
「口」では可能。「日」では限定的に可能。
「田」では不可能なもの、なーんだ?
答えは一筆書きが可能か否かというものです。
「口」はどこが始点でもその点に戻ってきますので、問題なく可能ということになります。
「日」については、真ん中に通っている一本の線の左端か右端かどちらかで始められればもう一方の端で終わるという点で、限定的に可能ということになります。
田については、どこから始めても一筆書きはできません。
オイラーという数学者が、ケーニヒスベルクの橋というものを題材にして、できないということを証明しました。
ここで法則というか奥義を授けます
さてまとめましょう。
いよいよ奥義伝授の時間です。
本日のエグゼクティブ・サマリーというべきものですので、しばし目を皿のようにしてご覧ください。
図形の頂点に注目しましょう。
偶数の頂点はいくつあっても構いません(「口」の事例)。
奇数の頂点が2個を超える場合、その図形は一筆書きできません(「田」の事例)。
そして、奇数の頂点が2個の場合、そのどちらかが始点となり終点となる場合のみ、一筆書きが可能になります(「日」の事例)。
もっと申し上げますと、「一」の字も「U」の字も、一方の端(=頂点が1の奇数)から一方の端までで「一筆書き」ができるのです。
すごい発見ですね。
これこそあらゆる一筆書きに通ずる道です。
これであなたも一筆書きマスターです。
次回はおいしいカレーの作り方を予定しています。
にんにくの使い方がポイントになります。
料理も立派な化学反応です。
数学が得意ではない筆者からの、数式を極力用いない奥義伝授は以上です。
(平成26年3月16日 最終更新:平成28年3月16日 水曜日)
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