飛込み営業

[飛込み営業に名刺はいらない]

名刺は差し出すものではなく、求められるものです。

みんな知らない人に会えば必ず名刺を出しますよね。
でもその名刺、その後どうなってると思いますか?

ふむ、そうですね、まぁそんな感じです。

でも、これが新規開拓で飛込だった場合は?

・・え?いやいや、ふふふ、それファンタジーです。

ゴミ箱ですよ(笑)
あ、嘘、それはないとしても
心のゴミ箱行きです。

だって忙しい時にいきなり来た奴の名刺貰って、
社名聞いて、あなたならどうしますか?

名刺を渡した数を目標にしてる人もいますが、
あなたの無駄に渡した名刺は
「興味なく覚える気もなく、かといって捨てづらい迷惑な硬い紙」です。

お尻も拭けません。
角を上手く曲げないと確実に切れます。

しかも受ける方は、自分の経費で作った名刺を1人犠牲にします。
使う場面さえ正しければ、宝を生むかも知れない貴重な分身を、1人身代わりに捧げるのです。
どこぞの馬の骨に。貴重な時間とお金を割いて。

やってられっか、です。飛込を受ける方は。
だから飛込は嫌われるんです。
だからやる方も受ける方も苦手なんです。

「いや、でもその数を増やせばいつか!」
そんなこと言ってるから心が折れるんです。
ほら、折れるの嫌だからみんな何か適当な理由付けてやらないでしょう。

本当に新規開拓をするならば、
名刺など渡してはいけません。

縮小を続ける日本社会。
1人のお客様の重みはこれまでとは違います。

そんなときに新しい顧客を生み出す営業がいたら、
会社はどれほど心強いでしょう。

名刺は差し出すものではなく、求められるものです。