森元首相がオリンピック憲章違反について謝罪会見(2021/02/04)

オリンピック憲章(とくに「オリンピズムの根本精神」の「6」)には、差別を禁止する規定があります。
昨日の森発言は、会議運営に支障となる発言をするタイプを「女性」という属性へとステレオタイプ化したことでは差別発言、しっかり議論・発言をすることを「困る」「わきまえ」といった言葉でけん制してしまっていることでは民主的な議論を蔑視する発言となります。
こうした公人発言を規制する法律は日本にはないので、法的問題にはなりません。しかし国際社会から見て、日本の文化度や民度を示すシンボルとなるべきオリンピック・パラリンピックの組織トップが、オリンピック・パラリンピックの精神と逆行する発言をしたことは、許容できる限界を超えたというべきでしょう。
言葉の表面に対する謝罪よりも、《偏見を捨てて議論を尽くすこと》を実現する方向に思考と会議の空気を転換してくれるのかどうかを、見守らなくてはならないと思います。

世界中から選手団や観客を受け入れようとしている東京オリンピックの最高責任者の発言としては、到底世界からは許容されないものと思われます。

日本政府は2021年1月時点で新型コロナのため五輪中止が必要と非公式に結論=タイムズ紙(2021/01/23)

おはようございます。合同会社鈴木商店です。 日本は、いつも外圧でしか大きな決断ができない国なのかもしれません。 今回も、自国で開催する手筈であった五輪について、…

東京オリンピックのマラソン競技と競歩競技が札幌に疎開されそうになっているという件についての当社の公式見解です(2019/10/31)

おはようございます。 2019年10月最後の、東京オリンピックのマラソン競技と競歩競技が札幌に疎開されそうになっているという件についての筆者の公式コメントを配信いたし…

平昌オリンピック2018スピードスケート女子500m金メダルに輝いた小平選手おめでとうございます(2018/02/20)

おはようございます。 2018年2月の配信記事です。 平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックが開催中です。 その平昌五輪第10日目の2月18日(日)、スピードスケート女子500…