クソ大学がご迷惑をおかけしています!

卓越した遺伝子研究者が将来を見限って医者に?

卓越大学構想の記事の続きです。

日本においては、国も大学も兎に角ビジョンオンリーの気合と勢いで押し切るしんじろう系というか、夢見がちな乙女の妄想というか、そんなのはアニメや漫画の世界だけにしておいたほうが良いだろうと思うことが多いです。

そうではなくて、夢は夢として、もう少しそこに向かうための能力とか実現力とか実行力とか、そういったプラクティカルなものの換金能力を上げるのが大事かと思います。

たとえばこの草ブログの読者さんの従兄弟さんは、遺伝子の研究で京都大学院理学部博士課程まで行ってたのに、突然大阪大学医学部に途中編入して医者になってしまいました。

医者が悪いというわけではなく、自分の能力以外の予算と人員の問題で海外とはまともに戦えない、とわかった瞬間に人生の進路変更をされたのです。

遺伝子研究者の時はネイチャーとかに論文載ってたんですが、そこに未練も無いみたい、とのこと。

壮大な能力と機会と熱意の無駄無駄無駄アなことが、そこらここらで起こっているのです。

本当に申し訳ございません!

京都大学がホントご迷惑をおかけしました。いち関係者として伏してお詫び申し上げます。

天才たちに全部直接投資しろ

そして京都大学!もっと天才たちに直接課金しろよ!!!クソ大学が!!

天才かどうかなんて、ほとんど一瞬でわかるんだから!

それから日本の文部科学省の官僚それから国会議員の方々、その辺の具体的な制度も概念も持ち合わせずに、貴重な国民のカネをばらまいて悦入りするのだけは本当にやめていただきたいです。

こっちも無駄無駄です!

ランキングゲームのルールの理解から始めよう

この問題、日本がもたもたしているうちに、中国韓国台湾の大学がどんどん改革しているのが過去20年ぐらいで、世界学術界の相対的な変革や方向性をすべて客観的に見れる立場に居る方からのコメントもいただきましたのでご紹介します。

日本、特に文系は「熱血教師型授業」「大企業・政府系就職」のような世界ランキングでほぼ関係ない変数にこだわりすぎなのです。

「教育」機関モデルでは500位にも入れないと思います。

「研究」機関でないとランキング勝負無理なのです。

それに対して日本は産業界の卒業生で出世した人達とか、そんなまさに世界ランキングでは関係ない分野ばっかりで内輪の同調圧力でウェイウェイしているからダメなのです。

世界は高速マラソンをやっているのに、駅伝とか、箱根とかで、900Mのオンロードの山登りとか坂下りとかさせているのと同じです。

世界教育ランキング勝負のルールも知らず、そうした分野(世界学術研究会)でまともに勝負したことすらない人達をあろうことか講師で迎えたり、日本人だけの視点で大学改革をしようとするから効果が出ないのです。

日本でも理系学部に関係する皆様は結構わかっているのです。

まずは世界ランキングルールの理解徹底から始めないと無理です。

引用はここまです。

どうでしょうかみなさん。

筆者も死ぬまで文句言います。

以上

「国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化に関する法案」に反対する

国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化に関する法律案 「国際卓越研究大学の研究及び研究成果の活用のための体制の強化に関する法律案」というのは…