商品サービス提供を「定型化」せよ

ご質問コーナーです

おはようございます!ありがとうございます。
みなさん(サービスを受ける側)が揃う日にお渡ししたいと思いますので、またご連絡させていただきますね!

さて、これはありがたいのですが、あくまでプロは商品サービス提供してなんぼの世界なので、わたしはこだわりません。誰かの係員にまとめて渡してもらって構いません(それで提供終了)。一番悪いのは、ずるずる日程調整するのに手間を取られて、いつしかサービス提供期待期間が過ぎてしまうことです。プロのサービス提供者なんですから、売上立ったら速やかにサービス商品提供して、キレよく次に行ってほしいです。実際、これできてる人少ないんで。

別に会いたくない、といっているわけではありません。たとえば、軽運送業者の取引先さんに筆者はよく無肥料無農薬米の配送を依頼していますが、家の前にプラスチックボックス(衣装ケースみたいなもん)を置いて、好きな時間帯に置き配しといてね、というスタイルでやってます。最初のうちはよいですが、でないと何年も関係持ちません。新婚の気分のままで夫婦続かないのと同じかと。

新規事業に従事する皆さん、これは貴職らが以前はじめたけど頓挫した、まさに「ウキウキ農園株式会社」の事例とまったくおんなじです。カネを毎月支払っている筆者としては、別に野菜でも果物でもあまりまくった茄子でもきゅうりでもオクラでもなんでもよかった、届けられるだけ勝手に値段つけて送りつければよかっただけなのに、世間体を気にしすぎたのか気を使いすぎたのか、そのうち何も提供できなくなった、ということがありましたよね。そういうのが良くない。むしろ、毎回新規性は必要なくて、機械的に回すようになる、マックやスタバのようになることこそが、「事業化」のキモなんだと思いますね。

前回はオクラだったから、今回は茄子を、みたいに考えるとしんどくなります。こちらとしては、毎月なんですけど数日経てば忘れるんですからおんなじ商品サービスでいいわけです。むしろそちらのほうが予測が立ちます。

それから、サービス提供の方法も、極力手抜きしましょう。手渡しは確かに最高ですが、相手にも時間ありますし、何より自分の時間が削られます。①一番は、生産しているこちらの拠点に体験がてら取りに来い、というのが最高で、次に②受け入れボックスなりを客に用意させてこちらの都合のよい時間帯に放り込んでおく、さらに、③サービス提供の当人じゃなくて、その他の本人に必ず届けてくれるはずの弟子やら家族やら係累やらに託してしまうという方法です。本人は一番後です。本人が一番信用ならない。特に筆者のようなキレてる奴はw。

クレームつけてくる客なんて、ちょろいんです。本当のサイレントマジョリティーの筆者のような客は、めんどくせえな、と思うと途端に付き合うのをやめます。できるだけこちらの手間を削減したい。だから前払いで定額払いするのが一番良くて、あとから勝手にサービスは来るよね、別に来なくても次から入金やめればいいや、と思っているわけです。ということで、貴職らのターンね。

これ、農産物だろうが卵だろうが、コンサルティングサービスだろうが生命保険だろうが不動産だろうが、なんだろうが同じ話ね。なんかの財やサービスと、カネを交換するだけ。その取引をパターン化して、数多く手間かけずに回し続けてていつしか損益分岐点を超える、これが事業化というやつだと私は考えています。

結論。商品サービスにはこだわるけれども、商品サービスの提供方法にはこだわるな、という話。

以上