プロの仕事

どちらも正しくない

今日のお題はプロ意識です。①「どんな時でも全力で対応する」②「いただけるギャラに応じた範囲でノウハウや技術を提供する」プロ意識として正しいのはどちらだと思いますか?

まあ、どちらも、アマチュアというか素人というかプロでは無い人の考え方だと思います。

①「どんな時でも全力で対応する」は、まったくの素人の考え方です。

自分の仕事の価値の自己評価ができていません。仕事の結果よりもプロセスが重要という自己満足の考え方で、お金を払って委託する、請負発注するお客さんにとっては、あなたのそんな生優しいプロセスなんかどうでもよいのです。提供される仕事の結果が満足できるものかどうかが重要です。そこを考えていないのが素人で、新入社員かバイトかの考え方です。バイトが悪いと言っているわけではなく、考え方の違いです。

②「いただけるギャラに応じた範囲でノウハウや技術を提供する」は、自分の仕事の価値は意識しているので、上気の素人よりもグレード、レベルは確かにが高いのですが、まだまだ、セミプロもしくは自称起業のぬるい考え方です。

ISO9001シリーズの品質管理では、顧客満足の考え方で、お値段以上で、ISO9001は、物の品質だけでなくて、サービスや仕事など者で無い品質も適用されますので、確かにセミプロの考え方で、間違ってはいませんが。

しかし、プロの仕事の意識は違うのです。

プロは、その名前のみで、そのプロの仕事のは一流で価値が高い、こいつが関わるなら安心だとブランド化されています。

プライドが高く、自分の仕事の価値を知っています。誇りを持っています。客を選びます。選び方も、報酬だけではありません。ブラック・ジャック、という手塚治虫まんがを読んでください。

だから、仕事の価値を正しく評価してくれない、仕事の価値以下の報酬の仕事は決して受けません。さらに、自分が請け負うだけの客側の事情を考慮します。考慮に値するならばタダ同然でもやりますが、そうでなければ無視です。ほかでやって、いろんな業者他にあるだろ、ということです。

安い仕事を受けてしまうと、プロとしての評価が下がります。自分に来る仕事を何でも受けるのはプロではありません。超高品質、高級で高尚高給な仕事しか受けないのがプロです。

また、どんな時も全力を尽くすような仕事のやり方もしません。そもそも、いつも全力で仕事をしていると持続可能な仕事はできませんし、いつも全力というのは口先だけで平均値を全力と言ってるだけか、どこかでさぼっているかで、甘い素人の口癖です。プロはこういうことは言いません。

自分の生み出す仕事の価値を、どんな条件でも達成するような仕事のやり方をします。体調が万全ではないとか、仕事の環境条件が劣悪で、全力投入の仕事があるかもしれませんが、プロの仕事は失敗を許されない(何より自分が自分の仕事の不出来の結果を許すことはない厳しさを持つ)ので、プロの全力というのは、リミッター設定値が100%で、瞬間最大は150%か200%ですが、万が一の失敗リカバリーのためにとっておきます。それに、仕事の結果がすべてで仕事のプロセスで全力を尽くしたかどうかなんかは余計な話です。

そして、プロは寡黙です。

誰かが病気したり、離婚したり、亡くなったりと言った特に辛いシリアスな話になった時、余計なことを言わず沈黙を守る人に一目を置いております。そのような深みのある人間を目指しております。

人は自分が経験したことや知ってることをとにかく話したいものです。きついシリアスなテーマや話題になれば尚のことでしょう。

しかし、自分が深く傷ついたもしくは他人を傷つきに多く触れた経験のある人ほど、自身の過去の経験から、誰かを簡単に傷つけないよう慎重に沈黙を守るように思います。深入りしない、けれど暖かい自制の効いた態度がとれる人をいつも尊敬しています。それこそプロの鑑。

当社をご利用の際は、その辺どうぞご留意いただきたく、特に申し上げます。
本気の人としかやりません。お気をつけ下さい。

以上