[00023]一日を二度過ごす

午前と午後

勝負の日まであと〇〇日。しかし、一日を午前と午後の2つに分けて理解すれば、なんと倍に増えます。これは特に早起きする時に意識していることでして、例えば午前12時まで寝てしまうともはやその日の午前は失われた、ということになるのです。また、午後についても、早めにやることをやり終えて、早めに眠ることにしよう、でないと翌朝差し支える、という風に考えることができます。そして、午前も午後も、12時間まるまる使えるというわけではなくて、この中で最低限3時間弱は睡眠に充てないと、もう頭も身体も使い物にならなくなるということは経験則上わかっているので、無理をしないようになります(深酒、徹夜など)。つまり、午前も午後も、最大使えるのはそれぞれ9時間のみ。正直、あっという間です。私が早起きしているのは、別に早起きが好きだからではなくて、一日を2つに分けて、そして午前も午後もそれなりに有意義に、やるべきことをやって過ごそう、と決めているからに他なりません。やるべきことをやらないまま日々を過ごせば、そのうちすぐに、その勝負の日がやってきてしまいます。ノー勉強で、ノー準備で勝てるほど、才能に溢れているわけではないのですから、必要な準備はこの中から細切れ時間を捻出して、なんとかやりくりするしかないでしょう。ということで、今の人より昔の人のほうが、2時間をひとまとめにして夜昼を理解していた分、この一日を2等分するという感覚に優れていたのかもしれません。わたしのはこの応用で、午前と午後とで、この半円を縦に半分に割っているという感覚です。午前は、寝ていることから始まり、午後は、最後に寝ることで終了する、正午には一旦区切ってもう一つの12時間が始まる、そのように考えるようにしているのです。一日二回、こうした駄文を生成するのも一つの区切りです。それでは。

以上