物価高と金利上昇についての緊急レポート
長期投資を実践されている方々にとって、2022年の年明けからの金利上昇に向けた激しい上下、いわゆるボラティリティの高さが懸念されているのではないかと思います。
さらに、ボラティリティの高さに加えて物価高が顕著になってきており、さらにウクライナ問題などの国際緊張関係がこれに拍車をかけております。
零細投資家の当社ももちろんそんな一人です。
ただ、投資している株式の簿価が下がり、どうも含み損が増大していく中、中期・短期投資されている多くの方々にとっては不安の日々でもあり、また退屈に感じるかもしれませんが、我慢していれば、高配当株には配当金という含みではない実益が手に入ります。
資産を増やすには得られた配当金を再投資して複利効果を発揮する必要があります。
これは、特にリセッション時には効果を発揮する投資手法ですが、さほど手間がかかる訳ではありません。
当社の場合、米国高配当リート(上場不動産投資信託)であるARR(アーマー・レジデンシャル・リート)とORC(オーキッド・アイランド・キャピタル)の2社のみに絞って現在投資しています。他の銘柄はちょっと簿価を上回ったところで売ってしまいました。
売った代金でどんどん下がっていく上記2銘柄を買い増して、ナンピン(難平)しています。
価格はどんどん下がっていきますが、毎月の配当金は維持しており、配当利回りは年率10%~15%と驚異の水準となっています。
世は円安でもあり、米ドルに資産逃避させる意味でも、この米国リート一本足打法にしばらく賭けてみようと思っています。
落ち着いたら、VYMとかSPYDといった、優秀な高配当分散銘柄に変えていきたいところですが、将来の時流によっては、得られた分配金で定番のVOOに追加投資したり、グロース系が多いQQQに追加投資という浮気も考えています。
良い投資をしたいものです。
以上