衆議院議員選挙区区割り

区割り審の勧告を見て、選挙区マニアとして思ったこと

1 鳥取県で衆議院2選挙区を維持するのが、そろそろ限界になりつつある。衆議院が1議席、参議院は島根県との合区となると、鳥取県の国政での代表制が著しく下がる。参議院での合区解消のための憲法改正は急務。本当に真面目に考えるべき課題。一票の格差を2倍以内に抑えよという最高裁判決に従い、いつもいつも、鳥取県全体(最小選挙区は鳥取1区)を少しだけ下回るような衆議院選挙区ができて、今回は、福岡2区が1.999倍で一位になりました。福岡2区は、ここのブログの中の人もいる選挙区です(笑)。自分が出馬するときの時に備えておきましょう(笑)。

2 次の改定時、恐らく香川県、秋田県は減員区(3→2)。逆に我が福岡県は増員区となる可能性が高い(11→12)。と言っても、福岡市の人口増が理由。

3 東京都では区議会議員選挙より狭い選挙区が9つ(世田谷2、練馬2、江戸川、大田、足立、杉並、板橋)。その他にも埼玉県川口市、東京都八王子市には市議会議員選挙より狭い選挙区が出来る。現行の一票の格差の最高裁判決がある限り、対処法はなく仕方ないとは言え、気になる。