2019年12月27日
おはようございます。
2013年10月の上場企業の決算説明に関する感想記事です。
伝統ある松下電器の名を捨てて、創作英字名称に社名を変更した(ナショナルではない)大手家電メーカーの収支改善策が発表されました。
しかしどうしてCFO(最高財務責任者)の話ってこんなにつまらないのでしょうか。
それは徹頭徹尾カネカネカネであり、言葉はフリーキャッシュフローだの減損回避だの事業売却による現金確保だの借入金圧縮だの財務格付維持だの難しい言葉だらけですが、要するに会社として社会に何を打ち出せるのか、そうして従業員の雇用を守って生きがいを作り出すかという視点がすっぽりさっくりないからでしょう。
のっけから1万人規模の人員削減、構造改革費用という(特別損失)に計上するので織り込み済だという説明です。
涙の一粒も流してほしいものです。
自らが費用をかけて採用して育てた社員をまた費用をかけて辞めさせるそうです。
彼らが働いて儲けられる事業を見つけるのが先でしょうに。
経営者には深夜労働もないのですからPPTの資料作りよりも収益を確保する方策を考えてもらいたいものです。