セブンイレブンの収入源はおにぎりじゃないよ

この一階にも、コンビニが入るみたいですが、さて、コンビニ最大手のセブンイレブンの収入源はなんでしょうか。

セブンの90%の売上はおにぎりではない

「セブンイレブン、いい気分♪」
でおなじみ、セブンイレブン。

・仕事が忙しく…あまりご飯を食べる時間がないときに助かるお弁当
・ちょっと小腹が空いた時についつい食べたくなる特製スイーツ
・名刺や仕事の資料を忘れたときに助けてくれるコピー機

などなど欲しいものなら大体揃っていて文字通り便利ですよね。

そんなセブンイレブン。

実は「とあるもの」が売上の
約90%を占めていることを知っていましたか?

それは…

おにぎりでも、
飲み物でも、
ななチキなどの揚げ物でもありません…

それは…

権利収入(ロイヤリティ)です。

セブンイレブン・ジャパンが
2021年5月に出した決算資料によると…

2020年3月から2021年2月末までの
営業総収入は8,502億円。

そしてそのうちの約90%…
実に約7,630億円が権利収入なのです。

スカイツリーの建設費は400億円ですから
19本建てられることになります…^^;

それだけの巨大な額のロイヤリティをセブンイレブンは
ただただ権利を「持っているだけ」で得ているのです。

では…一体この権利収入は何に対するものなのでしょうか?

その秘密は…フランチャイズ制度。

全国に2万1,227店舗(2022年1月末時点)あるセブンイレブン。
実はそのうちの99%がフランチャイズ加盟店です。

本来、何かのオーナーや経営者になろうと思ったら…

・仕入れ
・販売
・集客
・採用
・商品開発

など様々なノウハウや知識が必要です。

ですがこのフランチャイズに加盟すると

・セブンイレブンのブランド力
・セブンイレブンの商品ラインナップ
・経営のノウハウ

を利用してすぐに経営者になることができます。
ですから、

「サラリーマン生活はもうこりごり…
 でも起業と言っても自分でゼロからなんて難しそう…」

そういった人から人気があり
今では99%がフランチャイズ加盟店になっているわけですね。

ですが、もちろんタダでノウハウがもらえるわけではありません。

また、フランチャイズに加盟したオーナーは
稼いだ額の一部を本部(この場合、セブンイレブン本部)に
ロイヤリティとして支払うという契約をします。

その割合はなんと平均60%程度。

契約形態にもよりますが、
加盟店のオーナーが24時間営業をして稼いだ額(粗利)の
半分以上をロイヤリティとして支払ってもらっています。

こうして、全国に2万1,167店舗あるフランチャイズのオーナーから
1年間で約7,630億円ものロイヤリティを受け取っているわけです。

もちろん本部は24時間営業ではありません。
たとえば、コールセンターの営業時間は平日9時から17時半までです。

ですが、この間にもフランチャイズのオーナーが24時間代わりに
働いてくれているので、本部は何もしなくても
巨額のロイヤリティ収入を手にしているんです。

・セブンイレブンのブランド力
・セブンイレブンの商品ラインナップ
・経営のノウハウ

これらは全て、セブンイレブンの本部が蓄えてきた
財産とはいえ、少しずるいと思ってしまいますよね…

でも、セブンイレブンの本部と同じように
権利を持っているだけで
ロイヤリティが入ってくる…

そんな「仕組み」があると言われたら…
どうですか?

・もちろん24時間働く必要はありません
・今から経営者になる必要もありません
・フランチャイズを開くのに必要な260万円という大金も必要ありません

あなたがやることはたった一つだけです

つまり、このような事業の仕組みや構造を正確に掴むために、勉強することなのです。身体全体を使って学習すること、自らを鍛えることなのです。

以上