(2014/08/16)野球で満塁策をとる場合のメリットデメリットについて考察しました

ホームベースのサイズ

おはようございます。

2014年8月、また素人のビルメン王(@shinya_ueda)によります野球の話ですが、一席お付き合いを願います。

攻撃側チームの得点によりそのまま勝利となりゲーム終了のいわゆる同点サヨナラの場面において、守備側がどういった対抗手段をとるべきかという論点です。

2014年の夏の甲子園でも、同点延長裏の攻撃で、一死1,3塁の場面があり、次打者セカンドゴロでサヨナラ勝ちとなった試合があったようですが、ここでは満塁策を取るべきだったのか否かといった話です。

まず、満塁策の一般的なメリットとしては、(ア)全ての塁においてフォースアウト可能になる→(イ)本塁送球の際もタッチが不要(フォースアウト成立)となるので深いゴロでも本塁で刺しやすい→(ウ)そのままホーム→一塁のゲッツーも取りやすい、といったところになります。

全て、満塁にすれば全ての塁でフォースアウトにできるということから派生するメリットです。

デメリットはピッチャーに余計なプレッシャーがかかること

それでは、デメリットはないのでしょうか。

守備の内野手外野手についてはそれほどデメリットはありません。

むしろ吹っ切れて守りやすくなるでしょう。

しかし、投手と捕手には過酷なプレッシャーがかかります。

それは、四死球による押出しサヨナラ負けの危険がいや増すということです。

その他、打席の打者は敬遠で歩かせ次の打者で勝負したほうが得策なのかといった考慮もありますが、基本的に安打に加えて四球でも負けというリスクを背負うことになるのです。

無論、暴投後逸でも一瞬で試合終了です。

したがって、筆者の意見としては投手の制球が良く、メンタルも強く、そして長い回を投げていても体力的に持ちこたえているといった場合でなければ、なかなか使えない策となりましょう。

つくづく野球は投手に厳しいスポーツだと思います。

満塁策をとっているわけではないのに、いつの間にか連続四球で満塁にしてしまう筆者からは以上です(その後、本来のエースに交代)。

(平成26年8月16日 土曜日 最終更新:平成28年8月16日 火曜日)

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