2020年2月8日
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安全靴(右足) |
おはようございます。
2014年8月の安全に関する記事です。
「ご安全に」は建設現場や工場においてよく聞かれる挨拶です。
安全最優先の声掛けとして広まりました。
一説にはその昔、ドイツの炭鉱夫たちの間で使われていた「ご無事で!(Gluckauf、グリュックアウフ)」という挨拶が由来とのことです。
戦後の日本にもそれがもたらされ、鉄鋼業界や電力業界、建設業界における全社声掛け運動として取り入れられるようになりました。
筆者の属するビルメン業界も、各種の機械や設備機器(機器といってもポンプやボイラーといった大掛かりなもの)を検針巡回などで取扱う性格上、安全意識を高めることはとても大切です。
そして、ビルメン業に限らず現場業務に従事する者の強い味方に安全靴があります。
重量物の落下から足先を守るため、また釘や鋲といった金属突起物の踏抜けから特に足先を守るため、通常のスニーカーにおいては皮革や合成樹脂である足先上部を鋼板で守り、また靴の中底も鋼板で強化しているという特別な靴です。
厳密には、正式に「安全靴」と呼べるのは、JIS規格に合格したJISマーク付の靴のみになるのですが、重い鋼板の代わりに強化プラスチックを用いて鋼板に近い耐衝撃性を付与したものも、一般的には安全靴と呼んでいます。
受託した業務を適切に遂行するためには、とても大切な相棒です。
確かに重いのですが、エクササイズのための天然アンクルウエイトだと思って履いている筆者からは以上です。
(平成26年8月15日 金曜日 最終更新:平成28年8月15日 月曜日)
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