久しぶりの国政選挙(補選2023)

全選挙区が注目ですが、中でも衆院千葉5区に注目しています。

選挙に行っても自分の投票で政治が変わるわけではない。
これは当たり前である。1人の投票で変わればえらいことだ。
しかし、多くの人がある候補や政党に投票すれば変わる可能性がある。
民主党が政権を取った時がそうだったし、自民党が政権を取り返した時もそうだった。
「合成の誤謬」の逆バージョンである。
あと、投票権は私権ではなく公権であり、自分や家族や職場のためではなく日本人全体(地方選挙であればその自治体の住民全体)のために行使すべきである。そのことを理解していない人が多いように感じる。議員が自分個人(や家族、一部の団体等)のために行動してはいけないでしょう? 投票者も同じことである。

山口2区も注目

○世襲の権化のような候補を相手に無所属ながら横一線の戦いを繰り広げる、衆議院山口2区補欠選挙の平岡秀夫候補の応援に岩国へ。出発式での故郷を思う気持ちからのやむにやまれぬ出馬の決意に、心を揺さぶられたのです。

 街宣車に乗り4ヶ所で一緒に演説を行いましたが、組織の支援や動員がないにも関わらず、どこでも多くの人が自然に集まってきます。団地では、次から次へと玄関から飛び出てくる方がいます。みんな地元の身近な政治家として平岡さんのことをよくご存知で、党派やイデオロギーを超えて愛されているのです。

 地方から上京して、役所に入って、野党から政治を志した経緯は、私とまったく同じです。地方から見てきた日本の姿、東京の権力中枢で見てきた自民党政治の限界、平成の日本の停滞の理由はわかっているのにそれを変えられないもどかしさ。そうした共通する思いを訴えていたら、平岡さんも自らの人生を振り返った涙ながらの演説となりました。まさに人生を縣けた戦い。

政党公認ではない候補者はメディアにはあまり取り上げられないのですが、何としても勝ち抜いてほしい。