自転車のシマノの株を買いたい
シマノを買いたい
半年ぐらい迷った末、ついに、シマノの株に買い注文を入れてしまった。300万円の買い物。それが、クリック5回ぐらいで済んでしまう。すごいものだ。
シマノ株はこれから2割ぐらいは下がりそうだけれど、どうしても我慢しきれなくなった。迷っていると、気が散ってしまう。買ってしまえば、迷いがなくなる。なので、買った。
1株26000円で、100株単位。元値が高いので、2割安くなると60万円の損になる。でも、20年の長い目で見れば、損にはならないだろう。やはり、迷いを断ち切るのが優先。日経株価が3万円の時にすら、買おうと決断していたぐらいだから、それからすれば45万円ぐらいの損を回避している。
やはり、私は自転車が好き。シマノ製品との付き合いは50年近い。小学生か中学生の頃に登場した「シマノインデックスシステム」は、最初はずるずるだったけれど、今はカチカチと快適。長い間の改良で、熟成している。
温暖化、免疫力、エネルギー供給不安などで、自転車の需要は増える一方だろう。大型車から電気自動車になり、最後は自転車に行き着く、はず。自分の筋肉がエンジンになれば、運動にもなるし、気持ちが良いし、場所を取らないし、無駄なエネルギーも使わない。かといって、歩きでは速度が遅い。自転車が生活圏の乗り物としては圧倒的に優れている。物流の船とトラック、高速大量輸送の鉄道、そして、自動車を飛ばして、自転車。
今後は2人乗りぐらいの小型電動自動車が普及し、いろいろな業種からの参入で入り乱れるのだろうけれど、やはり、最後は自転車だろう。人間は生き物だから、筋肉を使わなくてはいけない。それに、自動運転の車など、乗っていて何のおもしろみもない。今のオートマチックの車ですら、つまらない。渋滞や信号など、外部要因で運転を邪魔されるのが耐えがたい苦痛だ。自転車のほうが、圧倒的に自由度が高い。弱点は、雨などの荒天、荷物を運べないこと、上り坂に弱いこと。しかし、弱点があるからこそ、やりくりがおもしろい。
どうして、トヨタやヤマハは、その工作技術を転用して、自転車部品を作らないのだろう。自転車部品でも、中国が猛追してくるのだろうけれど、デジタル技術ほど急激には追いつかれないだろう。
本当はヤマハ発動機の株も買いたかった。ヤマハは創業時からおもしろい会社で、新分野の製品を次々に開発する。電動アシスト自転車は、世界のエネルギー消費を大幅に減らす力がある。ノーベル賞級の発明だと思う。
株で運用予定の資金はあと100万ぐらい。クボタかヤマハか。そして、変額保険の一部を外国株に移す。クボタは、もう少し安くなったら買おう。
これで、今までに買ったのは、サントリー食品、東洋紡、東レ、イトーキ、ヨネックス、キヤノン、そして、シマノ。なかなか良い。東洋紡には、もっと頑張ってもらいたいものだ。ブレスエアーも、省エネ生活には欠かせない製品だ。宣伝上手なエアウィーヴにやられまくっている。
以上