人的資源の優先順位(一倉定)

【一倉定先生の言葉で、社長の心と姿勢を正す】

『人的資源の優先順位

① 最優先は、販売活動。 今日の経済的成果(収益)を手に入れる活動。

② 次は、開発部門への人的資源の配分。

③ 管理部門は、不足する人員で「最小限管理」を行う。』(一倉定の社長学/第6巻 内部体勢の確立)

販売活動は「今日の成果を手に入れること」であり、開発活動は「明日の成果を手に入れること」です。

事業経営にとっては、どちちらも重要ではありますが、あえて優先順位をつければ「今日の経済活動を選択すべき」ということですね。

優先順位をつけるとは、どのようなことか。

それはまさに「人的資源の優先順位」であるがゆえに、「人の数」をどのように配分すべきかということになります。

販売活動に、なるべく多くの人を投入する。開発活動は少数精鋭で臨む。管理に関しては、最小人数で対応する。

「ヒト、モノ、カネ、時間」。人に限らず、経営資源をどのように配分すべきか。これもまた、重要な経営戦略上の課題なのです。

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