リーダーで読む

紙の本にできるだけ近づきたい

紙の本にできるだけ近づきたいけど紙の本はないと困っていた私は、WEBページを電子書籍のように読めるリーダー機能に出会えました。

パワポ資料が嫌いでして。機械が電気エネルギーで描いた絵も嫌いです。あれってタダの電子情報ですよね。やっぱ生身がいいよね。視覚聴覚だけじゃなくって、嗅覚や触覚、味覚も使いたいよね。ってことで紙の本派なんです。もちろん、紙の本を味わって食べたり、においを嗅いだりするわけではありません(するかも)が、紙の本をお勉強に使う時、少々面倒なのは、判例百選とか法令条文とかって、随時改定されていくってことなんですよね。それは社会問題を法律問題に標準化して解決して判例にしていくっていうわけだから当たり前なんですけど、紙の判例百選を買ってもすぐ改訂版が出てしまって、そして参照する判例が変わってしまうといういたちごっこになります。それから、法令。こっちも常にアップデートされていますから、分厚い紙の法令集(ポケット六法とか)を買ってもすぐに古くなってしまうわけです。ポケット六法といったって、そりゃ重いですから大変です。ということで、これを解決するために仕方なく電子書籍を利用しているわけですが、このタブレットやスマホ上に文字を表示させると見にくいわけです。読みにくい。やっぱり資料を「見る」ならデスクトップPCだし、少なくともラップトップやノートパソコンで確認したいのですけど、なかなかそのような、PC広げて学習環境を確保できるほどの機会は得られないわけです。

そこで、スマホやタブレットに搭載が始まった「リーダー機能」の登場です。Webページの記事を1つのページで、読みやすい書式で、広告、ナビゲーション、またはその他の不要な項目を排除して表示できます。最近ではどのブラウザでも、このリーダー機能がいい具合に搭載されているのでどれでもおすすめなんでしょうが、iPhoneとかiPadくらいしかろくに使ったことがない筆者としては、これらのスマホやタブレットにプリインストールされているSafariのブラウザで、すべてのWebページをリーダー表示にして「読む」ようにしています。

こうすると、開いただけで読みたくなくなる判例百選の難解な事案や激むずの学説なんかも、いちおう読みやすいゴシック丸文字に変換して提供してくれるので、わたしのような力弱いものにも少しだけ勇気が出て読み始めることができるというものです。
勉強しない、という言い訳を一つずつ潰していって、小さい課題解決を続けていつか大きな成果を得たいと思います。
ネットは一日一時間。

以上